八代城の旅(熊本県八代市)後編

 

思い込みを捨てて思いつきを拾う

これは歴史的に有名な科学者の言葉…

ではなく

歌手の小林幸子の言葉です(笑)

ある時期、彼女をあまり見なくなったころ

このような気持ちでいたそうです。

そして、「ラスボス」として若者の心を掴み

復活したのは、新しいメディア

(ニコニコ動画)を受入れ

自身も思い切り楽しんだからでしょう。

大御所の小林幸子ですから

チャラチャラした若者のやる事なんて

と思い込んでもおかしくないものです。

しかし、「思いつきを拾った」のでしょう!

僕もこの言葉には

とても勇気をもらっています。

今までこうだったから…とか

思いついただけだから…とか

そんなこと思っていたら勿体ないですよね。

そして、僕たちも「思い立ったが吉日」、

あとさきも考えず旅に出ているので、

きっと将来いいことあるはずです(笑)

舟旅を満喫

前編でも書きましたが、

今回の舟旅は1時間近くにもなり

この日に八代城を訪問したからこそ、

ゆ〜っくり漕ぐ船頭さんに当たり、

そして、その船頭さんのお陰で

大きな満喫感を味わうことが出来たのです。

時間に追われていたら、

早く漕げ!なんて思うのでしょうが、

お金は無いが時間はたっぷりある

僕たちには天国でした(笑)

「お城」時代、この橋はありませんでした。

明治以降、神社が出来て

架けられたようです。

橋の下をくぐる瞬間、

マドンナの水の都ナポリで撮影された

ライクアヴァージンの

ミュージックビデオでの

ワンシーンが重なりました(笑)

八代城のお堀でナポリを感じる、

ナポリタンは食べても

ナポリは行ったことないし

あくまでも想像ですが。

いや〜この舟旅も

国際色豊かになって来ました〜(笑)

やはり城舟の醍醐味は

お堀から石垣間近にまで行けること。

八代城に到着して撮った風景も水面からだと

石垣も近く、さらに迫力が出てきます!

舟で行けるのはここまで。

表枡形門があったところで、

高麗門などと呼ばれていた場所です。

宝形櫓跡の石垣。

八代宮に渡る橋まで戻ってきました。

八代宮の鳥居も見えますね。

ナポリから八代へ帰参(笑)

舟を降りてもこのテンション(笑)

いや〜大満足でした!

ここからは徒歩で散策。

右奥には僕たちを楽しませてくれた舟が

ちょっと寂しそうに繋がれています。

ここで見つけたのが真ん中に穴があいた木。

お城とは無関係のショットも撮影(笑)

お城の周囲を一回りする途中、

八代宮へ渡る橋の前にある案内図を発見。

かなり錆び付いたりして痛んでいますが、

創建当初の八代城を描いた

鳥瞰図(鳥の目線から見た絵)は

とても分かりやすく、

昔の姿を想像したり、

僕たちの散策コースが確認出来たり、

とっても助かりました。

表枡形門向かって右側の石垣と掘。

北側の枡形門。

唐人櫓跡の石垣。

大天守から見た小天守石垣。

小天守から見た大天守石垣。

石垣見てたら

ツーショットの気分になりました。

八代城は石垣の上を歩けるし、

冊がないので、

かなり端っこまで行って見学したり、

こんな素敵なアングルからの

撮影も出来たりします。

ただ、転落には十分気をつける

必要がありますが(汗)

ここは能楽堂があった場所。

今は土俵になっていました。

石積みが良くわかる石垣。

こんな枯山水もあります。

八代城は熊本地震の被害もあって、

一部修復中だったり、

立ち入りが制限されていたりしましたが、

良い意味で「観光地化」されていなく、

お堀に面した石垣の上を歩けるなど、

かなり自由に見学出来、

しかも城舟まであって、

本当に楽しめるお城でした。

このままの八代城で

あって欲しいものですね!

今日の癒し

石垣から見下ろしたお堀に住んでいる

ガチョウにいやされました。

水かきのオレンジが鮮やかですね。

そして、ちょっとおどけた表情が

何とも言えず安らぎます!

おどけると言えばこの顔にも癒されます。

いつもひょうきんな妻は、

舟の上でもやっぱりひょうきんでした(笑)

 

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