足尾駅(わたらせ渓谷鐵道)
貸切
わたらせ渓谷鐵道は、
現在、群馬県の桐生駅から
栃木県の間藤駅までを結んでいて、
足尾駅は終着、間藤駅の
一つ手前の駅になります。
往時には国内で生産される
40%もの銅の産出量を誇った足尾銅山。
その足尾銅山から掘り出される
鉱石などを運ぶための鉄道だった頃は、
足尾駅も人々が行き交い、
大いに賑わっていた事でしょうが、
僕たちが訪問した時、
駅は僕たち二人の貸切でした。
誰にも気兼ねせず散策できるのは、
これはこれで有り難いこと、
足尾駅、
大いに楽しませていただきました!
駅舎
まずは地図から。

足尾町の中心地・・かも?

駅正面。

円筒形の赤ポストに、
レトロな雰囲気の駅舎、
昭和にタイムスリップした気分です。

これまたノスタルジーの塊、
藍色のホーロー製駅名標と
駅名標と引き戸の出入口。

駅舎内もやはり昭和。

何枚もある10年くらい前の映画、
「海街diary」のポスター。
何か関係しているのかと思ったら、
足尾駅でロケがあったようです。

切符切りの駅員さんを想像させる改札。
ホーム
改札からホームへ。

群馬県、桐生方面。

終点、間藤駅側。

海抜六四○米の標識と駅名標。
東京スカイツリー、日光東照宮と
ほぼ同じ標高になります。

こちらは令和風?の駅名標。
足尾銅山文化交流館で
妻とツーショットを撮った
日光仮面もいますね!
あしおトロッコ館 分館
足尾駅のお隣、通洞駅近くには、
「あしおトロッコ館」があり、
その「分館」として
あしお駅の引き込み線に
古い車両が展示されています。
まずはパンフレットから。
ちなみにこの日は
本館の休館日だったので、
このパンフレットだけが、
思い出になっています(笑)

表面。

内面。
「あしおトロッコ館とは?」
「私たちは、足尾銅山の
鉱山鉄道をはじめとして、
全国各地で活躍していた鉄道車両
および”トロッコ”などの
鉄道系施設を、保存、展示する
鉄道保存ボランティア団体です。
これらを後世に語りつぐため、
近代化遺産および産業遺産として
保存するとともに、
利用・活用することで
鉄道の保存活動の価値を高め、
あわせて足尾町地域を含む
栃木県日光市の発展と
わたらせ渓谷鐵道の活性化に
寄与することを目的としています。」
このように記されています。
「遺産」として残すこと、
言葉では言い表せない位に
大変な道のりだと思いますが、
是非、繁栄して欲しいものです。

展示車両。

風雨に耐えながら
草むらと化したホームに佇む古い車両。
なんとなくラピュタの
朽ち果てたロボット兵を
思い出します・・

最後はこれにて〆!