2020/06/12

別府弁天池湧水(山口県美祢市)

 

隠れ家的な存在でいて欲しい

数十年前、僕が若かりし頃の

山口県での観光名所と言えば

錦帯橋と秋芳洞・秋吉台でした。

これ以外知らなかったとも言えますが(笑)

そして、時は平成、令和と流れ、

山口県の観光名所は進化を遂げました。

今や、海岸に建ち並ぶ赤い鳥居で

世界的に有名になった

元乃隅稲成神社や、

多くのCMや映画から火が付いた

角島大橋と日本海のコントラストが

美しい角島など、

新たな場所も、脚光を浴びています。

そんな中、「別府弁天池湧水」という

秋芳洞と同じ町内にある湧水に関しては、

まだまだ全国区ではないようです。

僕が知ったのもつい数年前ですし・・・。

もっともその名が全国区になるよりも

できれば極端に観光地化されず、

訪れる人だけの隠れ家にしたいというか、

このままそっとしていて欲しい気もします。

別府弁天池湧水へ

新下関駅でレンタカーを借り、

山に向かって走る事一時間半、

別府弁天池湧水の駐車場に到着です。

駐車場にて。

今回の相棒は、

鮮やかなブルーの日産デイズ。

最近レンタカーの日産率、

非常に高いです(笑)

ブランコや滑り台などの遊具もあって

家族連れにも優しい施設です。

名水百選の案内。

駐車場のそばには、

湧き水汲み放題の蛇口も完備され、

大量に持って返る方もいらっしゃいます。

無料だし、無尽蔵に湧き出るので、

遠慮はいらないかな?(笑)

厳島神社の境内にある弁天池へ、

朱赤の神橋を渡って向かいます。

全国名水百選の碑。

そして、弁天池へ。

これは素晴らしい!

写真で見たよりも遥かに

エメラルドグリーンが鮮やかで、

綺麗で透明な水には、

しばしうっとりです。

立ち位置を変えて何枚も撮影。

ここまで美しい湧水は

なかなか珍しい気がしますね。

動画でも撮影。

水と石の色についての案内。

読んでみると、

「水の色がエメラルドグリーンに見えのは、

光の性質や水の中に溶けている

ミネラルが影響していると

考えられていますが、

実はまだ解明されていません」

こう書かれていて、

現代の科学でも解明出来ないほど

貴重なものという事がわかります。

続いて、

「池の底にたくさん見られる石の赤色は

サビや汚れではなく

「ベニマダラ」と呼ばれる

藻類の一種が石の表面で

生長しているのです。

(中略)特に淡水性のものは、

環境省の準絶滅危惧種に

指定されています」

これまた貴重な藻なんですね!

やはりここは神がかった湧水です。

案内を読んだ後、

ベニマダラが生息した石と、

エメラルドグリーンの水を

撮影してみました。

最後は、

エメラルドグリーンの湧水をバックに

これを撮るしかありません(笑)

 

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