2022/07/03
畠山重忠の銅像(埼玉県深谷市)
予定外の訪問
雨が降ったことで、
山城である杉山城に行くのを取りやめ、
宿泊した熊谷市の高城神社を参拝。
その後、鉢形城へと向いました。
その途中、カーナビの端っこに、
「畠山重忠公史跡公園」との表示が!
ただ「公園」なので、
何があるのかは分からないまま妻に
「鎌倉殿の十三人に出てる
畠山重忠の公園って出てるけど
寄ってみる?」
僕がそう言うと、
「行く!!」
との元気なお答えが(笑)
結果、この旅3回目の
旅程変更と相成ったのですが、
実際に行ってみると
そこには畠山重忠公のお墓があったのです!
何という偶然!
いや必然かな?(笑)
セブンイレブンで大人買い
偶然この時期、
埼玉県に泊まったというだけで、
ホテルで6千円分の
クーポンを貰った僕たち、
鉢形城へ行く前、
熊谷駅南口近くのセブンイレブンで、
クーポンを使ってまずはお買い物です。
「とくとく埼玉!観光クーポン」
本来は3月11日が
使用期限だったものが、
蔓延防止で延期され、
僕たちが旅した期間に
スライドしたそうで、
なんかホントついています!
まずは5千円分を大人買い(笑)
畠山重忠公史跡公園
冒頭に書いた経緯により、
カーナビで気づいた地点から
5分ほどで、
畠山重忠公史跡公園に到着。
駐車場。
ふるさと歩道案内図。
畠山重忠の位牌が安置されている
満福寺はすぐ近くです。
(後で知ったことですが)
深谷市コミュニティバス
「くるリンのりば」。
この時たまたま、バスが到着。
深谷ねぎの角が可愛らしい
深谷市のキャラクター、
「ふっかちゃん」がプリントされています。
そして、これまた偶然ですが、
バスの左後方、
道路の向いの畑には、
深谷ねぎが育っています(笑)
畠山重忠公之像
重忠公のお墓は奥なので、
まずは駐車場前の銅像へ。
この写真、
馬の頭が切れています(汗)が、
それはさておき、
これは珍しいデザインですね!
「馬に乗った畠山さん」ではなく、
「畠山さんに乗りかかる馬」
なんですから。
碑文。
内容を書き出すと、
以下になります。
「畠山重忠公は、平安時代末から
鎌倉時代初めにかけて活躍した、
武蔵武士の鑑といわれる武将です。
長寛二年(1164)に、
現在の深谷市畠山の地に誕生しました。
桓武平氏の流れをくむ有力な武将で、
源頼朝の配下となり、木曽義仲追討、
平氏追討、奥州合戦など
数多くの合戦に参戦し、
大いに活躍します。
文武両道に優れ、
謹厳実直で情けを知る武人であったと
伝わっており、
一の谷の戦いでは、
「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」の
場面で、愛馬「三日月」を背負って
崖を降りるなど、
優しさと剛力ぶりを窺える逸話が、
日本各地に数多く残されています。
元久二年(1205)に
四二歳の生涯を終えますが、
その人柄や功績は後世まで
語り継がれています。」
なるほど~
それで、馬を背負った像だったのか!
同じ一の谷の戦いで活躍し、
僕たちを熊谷市に呼んでくれ、
6千円をプレゼントしてくださった
熊谷直実公と同じ
「一の谷仲間」(笑)畠山重忠公にも
ここに導かれたのは、
何か不思議な気持ちがします。
一の谷、いつかは行かないと!!(笑)
ここからの角度が、
馬を担いでいる様子が
よく分かります。
「気は優しくて力持ち」とは
畠山さんのことでしょう!
正面。
右斜から。
畠山さんの視線が
愛馬「三日月」に送られ、
お互いの気持ちが
一つになっている気がします。
真横から。
斜め後方から。
ここからだと、
畠山さんに乗りかかる
「三日月」の気分になれますね(笑)
後ろ姿も完璧です!
この後、銅像下で二つの物を発見。
1つ目は
「重忠公ゆかりの石」
案内を要約すると
「かつて畠山重忠公ゆかりの石は
争いごとが起きた時、相手側に
重忠公が投げた
三つの石の一つである。
(二つは不明)
この石に物を置いたり
腰掛けたりするとバチが当たる」
このようになります。
良かった~腰掛けていないし、
荷物も置いていないし(笑)
2つ目は
「タイムカプセル」
何でここにこのようなものが?
畠山重忠公に関するものが
埋められているのでしょうか?
銅像とタイムカプセルのコラボなんて
初めて見ましたよ!
1988年5月1日に埋められ、
100年後の、
2088年5月1日に
開封されるそうですが、
その時、埋めた人が
一人でも生きていたら凄いですよね!
銅像前でツーショット。
ブログを書いていて、
ネットで深谷市の広報誌を見ると、
鎌倉殿の十三人で畠山重忠役の
中川大志さんも今年1月、
ドラマが放送される前に
ここに来て、銅像とともに
この辺りで写真に写っていました!
ちょっと思い出も増えたかも(笑)
(お墓編に続く)