鎮守府八幡宮(岩手県奥州市)本殿
超絶なる気遣い
鎮守府八幡宮の印象は
社務所に貼られていた案内に尽きます・・
玄関の右側のガラスを見ると・・
「・・・笑ってお許し下さい・・・」
と書かれ、
ピンポ〜ンを鳴らした人への
これ以上望めないほどの
超絶なる気遣いが記されています!
宮司さんにお会いした訳ではないものの
この貼り紙を見て、
僕も大きな気づきを得、
言葉に尽くせないご利益をいただきました。
ここに参拝できて、
本当に良かった〜!!
拝殿
社頭から拝殿まで、
何かと気になる場所が多く、
思った以上に時間がかかりました。
二の鳥居をくぐり拝殿へ。
木目が渋いな〜!
早い時間ですが、扉が開き、
お神様はお目覚めのようです・・
参拝。
神紋の尾長三つ巴は、
勧請元の宇佐神宮や
京都の石清水八幡宮と同じです。
授与品入れに載せられた、
フクロウ型の文鎮に
思わず笑みが・・
さり気ないおもてなし、
嬉しいですね!
本殿
次に本殿へ。
まずは、参拝。
鎮守八幡宮本殿の標柱。
まるで枯山水のような砂紋に
癒されます・・・
「江戸後期の神社様式。
建築は享和三年(1803)、
入母屋造、正面三間、側面二間、
向拝付、三面に高蘭付回縁めぐる」
このように記されています。
本殿後方から撮影していると、
立ち入り禁止の柵の向こうの
水堀のほとりに、
お社のようなものを発見。
お〜こんな所にまで、
神様がいらっしゃるのかと
ちょっと興奮(笑)
柵の外から遥拝。
この佇まい
なんだか、実に有り難し・・・
境内社
本殿参拝後、すぐ横の境内社へ。
玉砂利の履き清め方が美し過ぎて、
足跡をつけるのも憚られるほどですが、
申し訳ない気持ちになりながらも
宮司さんに感謝しつつ、
参拝させていただきました。
山神宮。
何と山の字が絵文字なんですよ!
御祭神は不明ながらも参拝。
こちらは山神社となっていますね。
若木社(若気社)。
梵字が刻まれた
宝暦四年(1754)奉納の石塔が
めっちゃ目を引きます。
宝暦四年と言えば、
江戸時代有数な事件があった年。
それとは知らず、
ここ鎮守府八幡宮界隈は、
平穏な日々だったのでしょう・・。
神木の杉について。
「この御神木は根際の三つの幹が、
ねじれ絡んでいるように見え、
上に伸び合わさり
一つの樹になっています。
推定樹齢は1,150年。
悪縁を切り良縁を結ぶ神威があると
言われております。
扉を開けてお参りし、
お参り後は扉を閉め、
願いを他人に喋ると叶わなくなると
言い伝えられています。」
このように書かれています。
御神木と
何の願い事をしたのか秘密の妻(笑)
参拝の数ヶ月後、
妻が大喜びする出来事が起きたので、
もしかしたらその事を
お願いしていたかも知れません!
稲荷社に参拝。
稲荷社の奥に、
妻好みの枯れそうでも
元気な御神木を発見。
拝殿前のツーショットにて
鎮守府八幡宮の参拝は完了です。