坂本龍馬之像(風頭公園)(長崎市)

 

龍馬マジック!

風頭(かざがしら)公園を含む

この一帯は、

坂本龍馬の足跡がてんこ盛り。

もし、坂本龍馬が長崎に来ていなければ、

今、ここは景色の良い展望場所くらいで

あったことでしょう。

観光は歴史と大いに結びついています。

歴史上の有名人と関係があれば

それは大いに「売り」であり

観光客誘致の起爆剤にもなります。

僕たちは、亀山社中記念館、

亀山社中資料展示場、若宮稲荷神社と

坂本龍馬の足跡を追い、追体験をし、

その足で、坂本龍馬之像へと向かいました。

銅像なんて興味が無かった僕が、

「銅像、銅像!」と言いながら

歩いているのですから

やはり僕は龍馬マジックに

まんまとはめられたのかも

知れませんね(笑)

坂本龍馬之像へ

若宮稲荷神社から

上り道を歩き、像がある

風頭公園へと向かいます。

途中には、こんな名所が。

亀山焼窯跡の案内板と想像図。

江戸末期、わずか60年間ほどで、

その歴史を閉じた亀山焼の窯跡です。

文字だけよりもこうして絵があると

頭に入る度合いが違いますね。

平自治会の方々、かたじけない!

亀山焼窯跡の石碑。

現在は公民館になっていて、

陶器が展示されています。

龍馬通り。

ここは頂上付近です。

手作りだったり

公的なものだったりと

至る所に親切な案内があるので、

あまり迷うことはありません。

ここにも案内を出されていて、

亀山社中資料展示場を運営している

「亀山社中ば活かす会」、

本当に素晴らしい活動を

されていると思います。

ここは観光地でも有数の案内板の多さ。

なので、迷うことはない..はず(笑)

風頭公園の一角に

坂本龍馬之像はあります。

公園を歩いていると、

大きな岩がむき出しになった光景が

次々に目に飛び込んできて、

何だか別の惑星に降り立ったような

そんな気分にもなります。

ネットで調べてみると

この公園、

以前は長崎最大の石切り場で、

ここの岩を使って、

観光名所の眼鏡橋は

作られたそうなのです。

案内があったのかも知れませんが、

僕は全く見逃していて、

後で調べたお話です。

そして、ここから少し上ると、

いよいよ坂本さんに会えます(笑)

坂本龍馬之像と龍馬好き之妻。

長崎港を見下ろすように

司馬遼太郎の碑が建てられ、

小説「竜馬がゆく」の一文が、

刻まれています。

〜〜碑文〜〜

船が長崎の港内に入ったとき、

竜馬は胸のおどるような

思いをおさえかね、

「長崎はわしの希望じゃ」

と陸奥陽之助にいった。

「やがて日本回天の足場になる」

ともいった。

〜〜碑文終わり〜〜

※陸奥陽之助とは睦奥宗光のこと、

※日本回天の回天とは、

時勢を一変させるという意味。

そして、この碑文を見て、

ひとつ発見。

竜馬がゆくの「竜馬」の漢字は

「龍馬」でなかったのです!

多くは龍馬となっていますが、

司馬遼太郎さんの意図があったのか?

無かったのか?今も謎です。

 

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