乳山(ちやま)八幡神社(北九州市八幡東区)

 

神功皇后が皇子に乳を与えた山

とても分かり易い名前の神社ですね(笑)

乳を与えた山だから乳山。

神功皇后は三韓征伐の後、

実子(のちの応神天皇)を

後継者にさせるべく、

亡き夫、仲哀天皇と

大中姫(おおなつひめ)との間に出来た子

要するに応神天皇の異母兄である

香坂王(かごさかのみこ)と戦い、

勝利します。

その前段階くらいで

この山で乳を与えたようです。

昔から天皇の皇位継承を巡っては、

肉親や親兄弟の殺し合いは日常茶飯事で

な〜んも珍しくないのが天皇一家(笑)

夫が別の女との間に作った子と

戦うなんてことは、

至極当然のことでしょう。

乳山八幡神社へ

仲宿八幡宮で

御朱印を授与してもらった時、

乳山八幡神社のも書きますか?

と聞かれたことで、

この神社の存在を知りました。

乳山八幡神社を運営しているのは、

仲宿八幡宮と同じ宮司さんだったのです。

だから御朱印は神職が常駐していない

乳山八幡神社ではなく仲宿八幡宮で

授与されるという訳でした。

神社参拝よりも御朱印が先というのは

岡湊神社で神武天皇社を知って以来、

久しぶりのことでしたが、

この後2年ほどは一社もありません(笑)

車を山の上の社殿横に停めてから

恒例の(笑)徒歩で参拝するルートで、

改めて神社に向かいます。

建物の間に少し窮屈そうに

立っている鳥居をくぐり

山に出来た階段に向かいます。

山を登るのですからかなりの段数です。

神社名物、階段登りはまだまだ続きます…

途中で振り返って見ると

家々が立ち並びこの山だけが

自然のまま残っているようです。

階段で息を切らしながらも

山上の社殿敷地に到着。

無人の神社ですが、お手水は

新鮮な水が竹から流れています。

御由緒には乳を飲ませたことが書かれています。

これは神功皇后を支えた

武内宿禰(たけのうちのすくね)の

神徳をたたえた「御神徳絵図」です。

佐賀県有田市の会社が奉納しているので、

有田焼なのかと思い

この会社のサイトを見たら凄い会社でした!

日本全国の有名な観光地や博物館などに

何千点もの作品を納めているのです。

これから旅する先々で

この会社の作品と出会える

楽しみをくれたこの絵図。

この絵図と出会えたこと自体で僕には

大きなご利益があったというものです。

絵図の前には大、小、中の石がありあす。

何を表しているのかは謎です(笑)

拝殿。

右奥が本殿。

この後少し境内を散策。

伊勢神宮遷宮記念の植樹。

社叢には風流な竹林が隣接していました。

ここ乳山八幡神社に導かれる

きっかけとなった御朱印。

出会いはどこにあるか

分からないものですね!

今日の癒し

拝殿の神額に癒されました。

圧倒される存在感ですよ!

こんな木の幹どこで見つけたのかな?(笑)

 

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