荏柄天神社(鎌倉市)

 

御年700歳の本殿

神社の御由緒書きによると、

荏柄えがら天神社の本殿は、

正和五年(1316)再建の

鶴岡八幡宮の若宮

元和八年(1622)に始まる

鶴岡八幡宮の造営に際し、

移築したものと考えられています。」

このように記されています。

鎌倉時代末期の

北条氏滅亡の激動から

室町・戦国時代の戦火もくぐり抜け、

江戸時代初期の移築まで、

300年の歳月を

生きながらえただけでも凄いのに、

その後400年経った今も健在だとは、

こちらの本殿は、

歴史に生かされてきた

稀有な建造物の一つと言えるでしょう。

こちらが御由緒。

参道

法華堂跡から

さらに東へ行くと、

荏柄天神社の参道が見えてきます。

参道両脇の二本の杉の木は、

Xのように交差していて、

かなり珍しい光景です。

参道正面から。

全くの「X」ですね!

木先端の反り方からして、

小早川秀秋の家紋、

違い鎌」を連想してしまったり、

X JAPANのYOSHIKIみたいに

「Xポーズ」をしたくなったり(笑)

この時点でテンション上がりまくりです。

交差部の真下を通過。

荏柄天神の石碑。

昔の文章なので、

解らない所だらけですが、

この中で、

天文年間、北条氏康が、

「社料に供せし」と書かれているので、

北条氏の崇敬も篤かったのでしょう。

社叢が見えています。

石段。

神門。

境内にて

木々に囲まれた境内へ。

拝殿。

神門くぐって右側には、

手水舎、そして御神木の

大銀杏がそびえています。

大銀杏の近影。

幹の太さからして、

樹齢は400年以上と推定。

お手水完了後、拝殿へ。

参拝。

拝殿扉のデザイン、

「梅」になっていて、

お洒落ですね!

やはり、

700歳の本殿が気になりますが、

ちょっと見えにくい感じですね。

ここを上ると絵筆塚があり、

本殿も見えそうです。

お~見えましたよ!

ここから本殿に参拝。

絵筆塚。

「筆塚」というのは、

多くの神社で見てきましたが、

「絵筆塚」と限定されているのは、

初めての体験です。

これは凄い!!

沢山の漫画家の人たちが

「河童」をモチーフに

キャラクターを奉納しています!

この中から二つほど抜粋・・・

ドラえもん!

河童バージョンですよ!

こちらはトリスのキャラクターですよ!

もちろん河童バージョンです。

実は、このすぐ下に、

「かっぱ筆塚」というのがあったのですが、

参拝時には、

全く気づきませんでした(汗)

歩き疲れで、

気力が萎えていたのかもですね(笑)

やぐら

鎌倉には「やぐら」と呼ばれる

横穴式の墳墓が多くあり、

ここ荏柄天神社でも

境内社的な位置づけで、

「やぐら」を祀ってあります。

やぐら入口の鳥居。

やぐら。

石祠も安置され、

大切に祀られています。

参拝。

御朱印

書き置きながら

素敵な御朱印を

授与していただきました。

達筆です!

最後にツーショットで〆。

これにて

荏柄天神社の参拝は完了です。

 

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