恵林寺(山梨県甲州市)前編

 

思い込み・・・

武田信玄のお墓がある恵林寺は、

甲府市内にあり

数分の移動なので楽勝と

思い込んでいた僕が、

恵林寺が甲府市から

車で40分ほどの場所にある

甲州市のお寺だということに気づいたのは、

甲府市の山梨縣護國神社

出発する寸前でした(汗)

ただ、この一件があったため、

僕たちはこの日の最後に

大きな感動を貰えることになるのですが、

この瞬間は、

ちょっとドキドキしていました(笑)

恵林寺参道

駐車場は参道の終点付近、

従って参道の起点までは

わざわざ戻る形になりますが、

時間も体力も消耗していた僕たちは、

参道の起点は写真のみとしました。

参道終点近くから起点を眺める。

やはり、この往復はきつい(笑)

回れ右して、境外参道終点方面を撮影。

四脚門

まずは、国指定重要文化財である

四脚門へ。

表正面。

桃山時代のものだと書かれています。

境内に入って斜め横から撮影。

檜皮葺の屋根が

美しくメンテナンスされています。

境内側から裏正面を撮影。

屋根のてっぺんには、

武田菱の寺紋が見えてます。

三門

次に三門へ。

山門でなく三門という表現は

お寺においてよく見かけますね。

境内の庭園。

古い石橋を渡り三門へ。

いや~これはカッコいい!

渋いな~!

近寄るとさらに魅力的!

そして、この門の左右で注目なのが、

立派な燈籠です。

読める所を書き出すと

「惇信院殿○尊前

寶曆十一辛巳年六月十二日

江州水口城主

従五位下佐渡守○○加藤明煕」

このようになり、

Wikipediaで調べると、

この前年(寶曆十年)に亡くなった

徳川家9代将軍、

徳川家重の諡号が惇信院なので、

その菩提を弔う意味で、

西暦1761年、

江州(滋賀県)水口藩主の

加藤さんが寄進した

燈籠かと思われます。

何故、山梨の恵林寺に、

遠く滋賀県の藩主が

奉納したのでしょうか?

と思いながら左側の燈籠を見ると・・・

「奉献 石燈籠一基

○○ 増上寺(後略)」

な~るほど!

江戸時代に、家重のお墓がある

東京の増上寺に奉献されたものが、

後年、ここに移設されたという訳ですね。

しかし、何故恵林寺にという

疑問は消えません(笑)

先程見た四脚門と三門の案内。

三門の案内を要約すると

「構造は、一門一戸(いっけんいっこ)・

楼門形式、この門を三門と称するのは、

仏殿前に位置し、

仏殿を法空・涅槃に擬し、

そこへ入る端緒たる三解脱すなわち

空門・無相門・無願門の意による

三解脱門の略で、快川国師が織田軍の

兵火で焼討ちを受けた折

「安禅必ずしも山水を須(もち)いず。

心頭滅却すれば火自ら涼し」

と唱えて火定(かじょう)した場所に建つ」

このようになります。

天正亡諸大和尚諸位禅師安骨場

信長の焼討ち後に作られたのが、

天正亡諸大和尚諸位禅師安骨場という

亡くなった方々の遺骨を埋めた場所です。

案内。

ここで書かれた「佐々木承禎」は

六角義賢のことだと思われますが、

信長が足利義昭を奉じて上洛する際、

観音寺城から逃げ出し、

その後、長年にわたり信長に

抵抗していた人物です。

信長、相当にこの人が

憎かったのでしょうね・・・

憎しみからは、

何も生まれませんが・・・

天正亡諸大和尚諸位禅師安骨場の

参道を覆うように一本の木が生えています。

何の木かはわかりませんが、

亡くなった人々の気持ちを

慰めているかのようで、

何とも不思議な枝ぶりです。

石段を登ります。

参拝。

安骨場の前の花に心和みます。

きっと亡くなられた方々も

和まれていることでしょう・・・。

開山堂

次は三門をくぐって開山堂へ。

三門の両脇には、

「安禅不心須山水。

滅却心頭自涼」と

先程の案内にあった言葉が、

漢文で掲げられています。

開山堂。

左寄りから撮影すると

開山堂後ろの巨大な方丈が見えますね。

庫裡

見所が多く、

時間がかかってしまいましたが、

ようやく(笑)

拝観入口があるの庫裡へと足を進めます。

恵林寺拝観案内。

「信玄公墓所は月命日の

十二日のみ公開しております。

ご了承ください」

このように案内されていて、

僕はこのことは知っていましたので、

参拝日程は十二日ではないから

お墓には参拝出来ないと

妻に話しておりました。

ところが・・・

奇跡(大袈裟?)は起きたのです!

それは後編にて(笑)

沿革。

内容を超簡単に書くと、

武田氏が滅びて、信長が焼き尽くし、

その後、徳川家康が復興、

柳沢吉保が藩主の時、さらに発展、

こんな感じです。

門をくぐって庫裡へ。

大庫裡。

ここが入場口となっています。

(後編へ続く)

 

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