EXPO’70パビリオン・別館前編

 

勲章

EXPO’70パビリオンの別館の竣工は、

2年前(2023年)8月のこと。

今年の大阪・関西万博に合わせて、

パワーアップを図ったのでしょう。

僕も太陽の塔の「黄金の顔」に魅せられ、

躊躇なく訪問を決めたのですから、

少なくとも二人分の売り上げは

増えていますので効果は絶大です(笑)

そんな中、

アップデートの痕跡を

見つけました・・

こちらは別館の平面図で、

青い矢印左側の本館から入って、

別館を観覧後、

また同じ道で本館に戻り、

本館の残り半分を見学し、

最後は本館の出入り口から

外に出るという導線になっています。

本館と別館の繋ぎ目には、

「先に別館をご覧ください」

「別館へは自動扉よりお進みください」

の案内があり、

自然と右の別館に誘導されます。

自動扉の前に立つと、

「別館出入口」

「別館側には出口はございません。

観覧後こちらに、お戻り頂けます。」

このように

後付けの表記がありますが、

出入口の下の英語表記は、

「Annex Entrance」となっていて、

「入口」となっているのです!

勝手な想像ですが、

当初は、別館からの出口があり、

そのままここに戻らず、

本館の展示を半分見逃す人が、

多く出たか、

出口はどこなんだ?と

迷う人もいたのかも知れません。

何事も日々見直し、

随時小変更を加えるのが繁栄への近道、

試行錯誤とアップデートの痕跡、

これもEXPO’70パビリオンの勲章です!

タイムトンネル

別館への通路を

僕たちは勝手に

「タイムトンネル」と名付けました(笑)

その理由は・・・

扉が開くと

身も心も吸い込まれるような

光のトンネルになっているからです!

随時イルミネーションの色が変わり、

ここで現代から一挙に55年前の

1970年にタイムスリップしていきます。

Mrs. GREEN APPLE大好き妻の為、

まずはグリーンのイルミを撮影(笑)

めっちゃテンション上がって、

思わず立ち止まってしまいますが、

後ろにお客さんがいないのを確認し、

さらに見続けると・・・

お〜これも良い!!

妻は、Mrs. GREEN APPLEの

グリーンイルミと共に!

ここで早くも別館に大満足の僕たち、

タイムトンネルを構想した人、

グッジョブです!

本館(右)から別館(左)へ

ここで直角に曲がるのもまた乙なもの!

もちろんここでも妻に敬意を表し、

グリーンイルミで撮影。

1階

超楽しかった時間旅行も終了し、

別館に到着。

案内図。

1階〜2階〜1階〜屋外、

そしてタイムトンネルで

本館へ戻るのが順路です。

お〜いきなりミニスカートの

お姉様だらけで、

視線をどこに向けていいか

困りま・・・せん(笑)

各館のパビリオンガールの

ユニフォームの展示、

若者には新鮮かもですね!

日本館。

今こんなパビリオンガールがいたら、

クレームが出そうな気もします(汗)

テーマ館。

ガスパビリオン。

なんか皆さん同じに見えて来ました(汗)

リコー館。

蛇目を見て、加藤清正の

家紋を思い出す僕です(笑)

2階

ここからは岡本太郎ワールド。

岡本太郎作、「仮面」。

岡本太郎の作品「手の椅子」。

意外と座り心地はいいんです!

ジオラマ。

西側から。

やはり太陽の塔に目が行きます。

そして、

視線を上げると・・・

黄金の顔!

初代太陽の塔の顔ということで、

万博当時のものが、

ここに展示されています。

手の椅子と妻と黄金の顔。

こう書くと、どうしても

平松愛理の「部屋とYシャツと私」が

頭をよぎる世代の僕です(笑)

やっぱ1970年の万博は、

「岡本太郎あっての万博」と言っても

言い過ぎではないでしょう。

再度の1階

黄金の顔のすぐ横を通り階段へ。

これを見て妻が雄叫びを!

「Mrs. GREEN APPLEの

グリーンだ!!」

どこまでもMrs. GREEN APPLEが

頭を離れない妻、

実に分かりやすい性格です(笑)

グリーンで統一されているとは、

なかなかレアだと思いつつ

階段を降りると・・

部屋全体がグリーンですよ!

妻は展示には目もくれず、

グリーンでテンションMAXに(笑)

「生命の樹」

「太陽の塔内部の地下から

天空に伸びる巨大造形

「生命の樹」は、鉄鋼製、

太さ1m、高さ41m。

幹や枝に取り付けられた

292の生物模型群は、

原生生物、は虫類、恐竜、人類にいたる

進化の過程とともに、

すべての生命体が

「いのちのエネルギー」に

同等に支えられていることを

表しています。」

以上のような案内され、

太陽の塔内部写真もあります。

こんな内部だったとは、

全く想像もできませんでした。

こちらも内部の写真。

塔内部に使われていた音響版。

「太陽の塔 赤いイナズマ」

「このタイルは、太陽の塔正面の

赤いイナズマに使用されていた

イタリア製のガラスモザイクタイルです。

1992(平成4)年の

太陽の塔の改修のときに

取り外されました。」

以上のように案内されています。

SMAPのヒット曲、

「青いイナズマ」は、

「赤いイナズマ」から

インスピレーションを受けた?

な〜んてことは・・ないか〜(笑)

「黄金の顔 キセノンライト」

「大阪万博の期間中、

黄金の顔の目には

キセノン投光器が仕込まれ、

サーチライトのような光を放っていました。

2010(平成22)年、

LEDが取り付けられ

40年ぶりに点灯しました。」

案内を読むと、

「光源」も進化していることが、

よく分かりますね!

そして、この部屋を出ると、

いよいよ黄金の顔を間近で見られる

巨大ホールになります。

(続く)

 

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