元禄茶屋(赤穂大石神社内)

 

縁結びは家紋

赤穂大石神社境内の参道脇には

「元禄茶屋」という

食事とお土産の店があります。

参拝前、そのお店の軒先で、

妻が雄叫びをあげたのです(笑)

「あ!輪違いだ〜!!」

妻の指差す先にあったのは・・・

お抹茶の湯呑みに描かれた

「輪違い紋」です。

これは、赤穂藩のお隣、

龍野藩、脇坂家の家紋で、

初代は、「賤ヶ岳の七本槍」の一人、

脇坂安治です。

この脇坂さん、

赤穂事件(忠臣蔵)には

大いに関係があるのです。

浅野家が改易になった後、

赤穂城を受け取りに来た正史が

当時の龍野藩藩主、

脇坂安照なのですよ!

この関連に

「この湯呑みで抹茶飲みたい〜!」

二人してめっちゃテンション上がり、

お店のお姉様に

「この湯呑みでお抹茶が飲めるんですか?」

そう聞いていました(笑)

お姉様曰く、

「こちらは展示しているだけで、

この湯呑みではお出ししていません」

とのこと・・・。

ちょっと残念ではあったものの

なんかここが気になって、

参拝後はこのお店で

昼食を取ることに決定。

家紋がお店との

ご縁を結んでくれたという訳ですね!

天塩うどん&元禄うどん

元禄茶屋は、

こんな場所にあります。

参道の「義芳門」をくぐると

すぐ右横に見えてきます。

店頭。

このショーウィンドウが

運命の分かれ道?

だったんですね〜(笑)

改めてご縁を結んでくれた

脇坂さんに感謝。

誰もいなかった店内ですが、

僕たちが入店後、

続々とお客様が入ってきたので、

待たずに食べられたのは、

ちょっとラッキーだったかも(笑)

メニューのネーミングも素敵ですよ!

義士にちなんだ「義士だんご」

大石内蔵助の奥様にちなんだ

「りくぜんざい」、

気持ちは忠臣蔵真っ只中ですね(笑)

妻は赤穂ならではの天塩うどん。

僕はスタンダードな醤油味、

元禄うどん。

どちらも

大変美味しくいただきました!

お抹茶(塩味饅頭付き)

次はご縁を結んでくれたお抹茶。

お姉様から

「大石さんか浅野さんの

家紋が選べます。

どちらになさいますか?」

そう聞かれて、

大石さんでお願いしました。

大石内蔵助の「右廻り二ツ巴」。

これも良い思い出になります。

塩味饅頭も

美味しく完食です。

かき佃煮

店頭で良さげなお土産があったので、

ちょっと物色。

このあたりの名産、

かき佃煮を購入。

もちろん僕たち土産ですよ(笑)

家で美味しくいただきました!

お店からのプレゼント

ここで思わぬサプライズが!

赤穂の塩あめ。

しかも、

包は浅野内匠頭の家紋、

「丸に譜入り違い鷹ノ羽」、

別名、「虫喰い鷹」ですよ!

こんなにも

昼食タイムを満喫できたのは、

接客してくれて、

尚且つ、輪違紋の蘊蓄にも

興味を持ってくださった、

フレンドリーなお姉様のお陰でもあります。

本当にありがとう!

 

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