御番所跡公園(たつの市・室津)
室津の魅力
僕がここに行きたかった理由は、
「賀茂神社に参拝したかったから」(笑)
したがって、
賀茂神社が鎮座する「室津」という町、
僕の認識に全くなかったのです。
ところが、
実際に行ってみると
これが素晴らしいところでした。
観光案内図。
日本遺産に認定され、
北前船のロゴも入っていますね!
賀茂神社は右下の
半島部分に鎮座しています。
室津の町並みなども美しく、
歩いて散策すれば、
より魅力は増したでしょう。
残念ながら、神社に集中して、
散策時間はとれませんでしたが、
ただ一つ、
御番所公園だけは見学出来ました。
御番所公園
この公園の駐車場が
賀茂神社の駐車場でもあるので、
行けた訳ですね(笑)
古地図右端に記された御番所。
真ん中が賀茂神社。
湊口御番所跡の石碑。
室津港の風景。
公園に展示されている石造物。
まずは手前の、大阪城の石へ。
巨石の由来
「豊臣秀吉が大阪城を築いた時、
石垣に使用するため、
西国の大名が運ぶ途中、
たまたま「室の泊」で海中に
落としたものと言い伝えられています。
(後略)」
このように書かれています。
ただ僕の知る限りでは、
豊臣大阪城の石垣は野面積みで、
自然石を主に、
墓石などの転用石を混ぜて
作られたもので、
築城当時、秀吉は西国大名も
平定はしていなかったはずです。
また、加工石と巨石を用いたのは、
豊臣氏滅亡後、
徳川秀忠が全国の大名を招集して行った
天下普請の大阪城ですから
確信は持てませんが、
この石は徳川時代の可能性が
あるかと思われます。
大きさ比較の為、妻登場(笑)
石の加工状況と大きさからして
算木積みの隅角用だったのかな?
こちらは「もやい石」。
昔、舟を繋いでいた石ですね。
この後はお目当て(笑)賀茂神社へ。