賀茂神社(たつの市室津)前編

 

参拝のタイミング

古い社殿を持つ神社の改修は、

時には数年かかって行われます。

国指定重要文化財を

多く抱える賀茂神社もその類にもれず、

3年がかりで大改修され、

昨年(令和2年)江戸時代中期の

美しい姿に蘇っています。

天気の良さも相まって、

参拝のタイミングとしては、

ベストだったと言えますね。

楫取社(住吉社)

楫取社と書いて

かじとりしゃと読みます。

船の舵を取るという意味からでしょうか、

海の神様(住吉三神)を祭っています。

神社界隈の古地図には

住吉社と書かれています。

僕たちが歩いたのは右側、

御番所(現在は跡地)からの裏参道です。

裏参道沿い、

境内社の楫取社から見た室津湾。

瀬戸内海は穏やかですね。

楫取社横には弘化二年(1845)

建立の常夜燈があります。

海のそばなので灯台としての

役目を果たしていたのでしょう。

覆屋付きの本殿。

参拝。

表参道

境内に入って本殿を素通りし、

表参道の途中から再度御社殿へ。

石鳥居。

鳥居横の白鬚社。

御祭神は導きの神、

サルタヒコさんです。

県指定文化財のソテツ群。

この裏側に境内社が、

隠れて(笑)います。

梶田社。

御祭神は、

祓い清めの女神、瀬織津姫。

祓戸社的な意味なのかな?

岩本社。

御祭神は、

和歌、芸能の神様、業平朝臣。

多分・・・在原業平のことでしょう。

橋本社。

こちらも和歌、芸能の神様で、

御祭神は、実方朝臣。

藤原実方のことでしょうか・・・。

棚尾社。

御祭神は盗難除けの神様、

櫛石窓神と豊石窓神。

神門(四脚門)

ようやく神門に到着。

江戸時代中期に建立された神門。

繊細な龍の彫刻。

境内側から撮影していると、

門の右下に張り紙を発見。

「馬足の龍」。

馬の足をした龍があるそうです。

案内に従って見上げて見ると・・・

確かに足の形が馬だ~!

彫刻した中川利兵衛さん、

なかなかユーモアある人ですね。

御社殿

神門をくぐって御社殿へ。

案内。

江戸時代、ここには、

シーボルトも訪れています。

また、下の俯瞰図は、

文化元年(1804)出版された

「播州名所巡覧図絵」で、

神仏習合の多宝塔などが

描かれていますが、

大まかな部分は、

現在もあまり変わっていません。

賀茂神社の特筆すべき点は、

拝殿と本殿が向かい合っている事。

奉納された絵馬で説明すると

手前真ん中、

後ろを向けて建っているのが拝殿、

飛び石の先に唐門、

両脇が回廊、

そしてその先が本殿となっています。

本殿に向き合って建つ拝殿。

唐破風部分が檜皮葺で、

その他は瓦葺きですね。

拝殿正面。

案内によると、

「宝永四年(1707)の再建で、

本殿と拝殿がこのように離れているのを

「とび拝殿」とよび、

神社の古い形を残した

貴重な遺構である」

このように書かれています。

拝殿に向かって参拝すると

本殿の神様にお尻を向ける事になり、

何ともお尻がムズムズします(笑)

そして、振り返ると本殿が。

美しい檜皮葺、

素晴らしい御社殿群ですね!

見惚れてしまいます・・・。

動画でも撮影。

写真ではなかなか

表現できません(汗)

この後、参拝へ(笑)

(後編へ続く)

 

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