菊王丸の墓(香川県屋島)

 

首級(しゅきゅう)

「首級」とは戦いにおいて、

討ち取った敵の首(しるし)の事。

西欧などでは手首が討ち取った

証拠になる場合もあり、

生きたまま手首だけを

切られた人もいたとか(汗)

日本の場合、そんな習慣は無く、

とにかく「首」だったようで、

これはある意味、

健全だったのかも知れません(笑)

そんな健全な証拠を手にいれるため、

討死したのが平家の武者、菊王丸です。

墓参

屋島の東側の麓、

道路脇に菊王丸の墓は

建てられています。

お墓の存在を知らなければ、

完全にスルーしそうな場所ですね。

正面。

案内を書き出すと

以下になります。

「菊王丸の墓

源平合戦(1185)のとき、

源氏の勇将佐藤継信は、

大将義経の身代わりとして

能登守教経の強弓に倒れました。

そのとき教経に仕えていた菊王丸は、

継信に駆け首を切り落とそうとしましたが、

そうさせまいとする継信の弟

忠信の弓によって倒されました。

菊王丸は、教経に抱きかかえられ、

自らの軍船に帰りましたが、

息をひきとりました。

教経は、菊王丸をあわれんで

この地に葬ったとつたえられています。」

菊王丸の墓は右側(多分)。

参拝。

恐らく元々の墓であろう

背後の五輪塔にも参拝。

隣のお地蔵様に参拝。

ここまででお墓参りは終了し、

次なる目的地、

屋島寺へと向かいます。

 

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