水戸殉難志士の墓(水戸市)

 

お墓の場所

旅先で一番問題なのは、

それは目的地に辿り着けず、

やみくもに時間を消費する事ですが、

そんな厄介さとは無縁だったのが、

水戸殉難志士の墓です。

こちらは「回天館」でも紹介しましたが、

二つの墓域が明確に記され、

間違いようがないのです(笑)

回天神社の方、

本当にありがとう!

お墓の概要

水戸殉難志士の墓を簡単にまとめると

天狗党の乱、桜田門外の変に関わり

全国各地でそれぞれ処刑されたり

獄死したりした方のご遺体を

ここに集めて合葬したもので、

遺骨と名前が一致しているものは、

墓標が建てられています。

幕末維新で多くの殉難者を出した水戸藩は、

それだけ心から日本の将来を憂い、

行動を起こした方々が多かった

証拠でもあると感じます。

尊王と佐幕に別れるも

それぞれの国を思う気持ちは同じ・・

僕たちが今出来るのは、

殉難された方々が、

「苦しかったけど

頑張って良かったな・・」

そう喜んでいただける日本を作る事。

ただそれだけでしょう・・

一号墓所

神社北側の一号墓所から墓参スタート。

入口。

回天館が正面に見えています。

墓標。

整然とした墓域。

まずはここから皆様に参拝・・・

殉難碑。

この石碑について、

回天神社のパンフレットから抜粋します。

「「殉難」と大書された石碑が建立された。

徳川昭武公の「源朝臣昭武書」と

線刻された角印があり、

幕末、事変当時の水戸藩主側の立場から

慰霊の意を込めたものと考えられる。」

角印、確かにありますね!

殉難碑を背にして、

入口とその先にある

常磐共同墓地を望み

改めて一礼・・

妻が気にしていたのが、

こちらの松です。

こんなの初めて見た〜

なんて言っていました。

もしかしたら、この松の木、

天狗党終焉の地、

敦賀の気比の松原の

松かも知れません・・

(勝手な推測です)

二号墓所

次に南側の二号墓所へ。

入口。

墓碑。

まずは、ここから参拝。

整然と立ち並ぶ墓碑・・

改めて皆様に一礼・・

安らかにお眠りください・・・

 

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