箱根神社(神奈川県箱根町)前編

 

モノよりコト

予定した場所に行き、

予定したモノを観たり食べたりする。

これは旅の基本形ですが、

旅先で予定外の出来事に

遭遇するコトこそ

隠し味的な旅の楽しさかも知れません。

いきなり猿が襲って来たり、

イノシシが出たり(笑)

これもその一つですが、

やはり琴線に触れるのは、

人との出会いでしょう。

箱根神社参拝の思い出は、

そんな「人の温かさ」を感じたコト。

そう、「コト」なんですよ。

「モノ」を見るのも良いけれど、

思い出は「コト」だな~って

つくずく感じた箱根神社参拝でした。

横参道

山中城から車で10分ちょっと、

箱根神社の駐車場に到着です。

大鳥居の左側が無料駐車場。

有名観光地なのに

無料とは、有り難し!

箱根神社境内図。

ここから

途中の境内社に参拝しながら

参道を進んで行きます。

日吉神社。

来宮神社。

お名前からすると、

熱海に鎮座する

日本で二番目に

大きなクスノキで有名な

来宮神社と同じ神様でしょう。

石段を上り杉林の参道へ。

木漏れ日が心地いい。

第六天神社。

さらに奥へ。

平和の鳥居

箱根神社の本殿参拝の前に

僕たちが目指すのは、

湖畔に立つ鳥居です。

手水舎の先は、

歩いてきた横参道と

本殿へ直線に伸びた

本参道との交差点になっていて、

ここを右に折れ、

石段を登れば本殿ですが、

僕たちは、まず左に折れ、石段を下り

芦ノ湖畔に立つ「平和の鳥居」と

名付けられた両部鳥居へと向かいます。

本参道を下って湖畔へ。

右側通行という案内に従い、

まずは、右側へ。

石畳の道の真ん中に立つ

杉をグルっと回って、

平和の鳥居へと向かいます。

到着。

風もなく湖は凪状態で、

身も心も癒やされますね!

湖から繋がる本参道。

少し前、テレビ番組で、

長嶋一茂氏が話していた

「僕は結婚式の時、

船に乗ってここから上陸し、

本殿に向かった」

という話を思い出し

それを妻にも話しました(笑)

こちらは神社参拝後、

芦ノ湖側対岸から

ズームで撮った鳥居の全景。

この鳥居の言われについて、

箱根神社のサイトに

書かれたことを要約・補足すると、

「上皇陛下(平成天皇)の

立太子礼(皇太子になられた)と

サンフランシスコ講和条約締結を

記念し昭和27年に建立。

昭和39年、

御鎮座1200年と

東京オリンピック開催を奉祝記念し、

「平和」の扁額が掲げられた」

このような内容になります。

偶然ですが、

今年も東京オリンピックの年です。

この時期、

僕たちがここに参拝出来たのは、

平和の鳥居のご縁なのかも知れませんね!

そして、

ここで嬉しいサプライズが!

近くにいた20代位の女性から

「良かったらお二人の写真

お撮りしましょうか?」

こう声をかけて貰ったのです!

せっかくなので、マスクは外し、

思い出の一枚を撮って貰いました。

(妻のほうが足が長いか?・・汗)

コロナ禍だから仕方無いとは言え、

人との接触を忌み嫌うような

ギスギスした世の中にも関わらず、

見知らぬ僕たちを気にして、

優しく声をかけてくださったお陰で、

素晴らしい思い出が出来たこと

女性には、

ただただ、感謝しかありません。

(冒頭に書いたコトの顛末でした)

素敵な出会いを

神様に感謝しつつ

石段を上り本殿へ。

参道両脇の大杉。

右側が「矢立の杉」と言われる

御神木です。

矢立の杉。

案内によると、

「坂上田村麻呂が、

延暦二十年(801)

東北鎮撫に向かう途中、

箱根神社に参詣し「表矢」を献じ、

武運長久を祈ったところ

東北平定を成し遂げ、

その後の武士たちも先例に倣い

参詣し表矢を献上するようになった

そのいわれによるのが、

この矢立の杉」

このように書かれています。

そしてこの後、

参拝準備のため手水舎へ。

(後編に続く)

 

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