日吉東照宮(滋賀県大津市)

 

看板の効果

旅に出かける前に、

下調べはしますが、

詰めが甘いので、

現地に行って初めて、

へ〜こんな所もあったんだ〜!

なんて事も多い僕。

今回の日吉東照宮はまさに

その典型でした。

日吉大社の境内入り口付近に

日吉東照宮の案内があったからこそ、

参拝することが出来たのです。

そして、偶然の出会いは、

僕に多くの気づきを与えてくれました。

本当に「看板」は大切です!

日吉東照宮へ

日吉大社を出て、何回かの

「あと少し」という内容の看板を見、

なかなか着かないと思っていたら、

比叡山へ行く坂本ケーブル駅の前には

こんな案内が。

「いってみよう

ここまで来たらあと少し!」

この案内を書いた方の

気持ちが伝わって来ます(笑)

日吉大社の案内を見ると

3分位で着くかと思っていたら

ここまででも既に7分くらい、

看板の絵地図を見ると、

さらに山登りロードが続くのですが、

もちろん、

「ここまで来たらあと少し!」

の気分になっています(笑)

「あと少し」山を登って、

ここに到着。

二日間で20キロ近く歩いている

僕たちの体力、脚力では、

最後の坂はちょっときつかったのですが、

そのきつさを吹き飛ばしてくれる

爽やか過ぎる体験をしました!

それは、この坂道を走って鍛錬している

比叡山高校の生徒達。

すれ違う度に多くの生徒が、

「こんにちは!」と挨拶するのです。

しかも下り坂でスピードが出ているのに

僕たちを見つけると、

走りを停め、お辞儀をしながら

挨拶する生徒までいて、

もう超感動でした。

これだけの教育をする学校も凄いですが、

それを忠実に実行している生徒たちは

それ以上に素晴らしいものですね!

日吉東照宮に来て良かった〜。

現在の栃木県にある

有名な日光東照宮の建築物は、

この日吉東照宮が、

ひな形となっているそうです。

徳川の紋所、三葉葵を見ると、

水戸黄門の印籠を思い出す僕です(笑)

日吉大社は豊臣秀吉が再建し、

この日吉大社の摂社である

日吉東照宮は徳川家康を祀っている。

自分が再建した神社が、

豊臣家を滅亡させた

徳川家康を祀っているとは、

秀吉はどんな思いなんでしょうか…ね。

僕は何となく秀吉の気持ちが

分かる気がします。

きっと恨んではいないでしょう…

むしろ家康が、

平和な日本を作り上げた事を

感謝しているかも知れません。

何故ならば、晩年の秀吉が、

自己の繁栄ばかりを考えて

他人を恨んだり、憎んだりし

人を沢山殺したり、城を焼き払ったりした

数々所業の結果、

豊臣家の滅亡に繋がったことは

秀吉自身、一番分かっているでしょうから。

ここで参拝。

格子の間から御社殿を撮影。

左が拝殿、右が本殿。

本殿裏手より。

ツーショットも完了。

帰りは表参道から。

琵琶湖まで見えて、

ちょっとした展望スポットです。

少し階段を下りて本殿方向を撮影。

短い時間でしたが、

これで、日吉東照宮の参拝は完了です。

今日のサプライズ

何と、ここ日吉東照宮は、

映画「曇天に笑う」の

ロケ場所になっていました!

社務所に貼ってあったポスター。

そして、もう一つのサプライズが、

先ほど礼儀正しい生徒に感動した、

比叡山高校の卒業祝いに

福士蒼汰、古川雄輝、桐山漣の

三人が来校していたのです!

この映画のロケ撮影時、

比叡山高校を休憩場所としていたのが

今回のご縁だそう。

女生徒たちのキャーキャーという

声が聞こえてきそうですね(笑)

 

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