厳島神社(2017年初詣の旅)(広島県廿日市市)後編
光陰矢の如し
このブログをアップするのは1月2日。
丁度一年前の今日、僕たちは初詣で
厳島神社に行きました。
あれから一年、
昔の人が言ったように
まさに光陰矢の如しですね。
毎日同じ事の繰り返しだと
時が経つのを早く感じると言いますが、
確かに同じ道を通り、同じ列車に乗り
同じ会社で働くのですから
当然「毎日同じ事」になってしまいます。
そんな同じ日以外、僕たちは旅に出た日が
この一年で40日近くありました。
旅する醍醐味は、見聞が広まるとかではなく
猿に襲われるとか、
妻の足が痛くて歩けなくなるとか、
予想外のハプニングも含めて、
妻と二人の思い出がたくさん出来ることこそ
最高の楽しさだし、嬉しさなのです。
しかし一つ悲しいお知らせがあります…
過去にこだわらない妻は前向き過ぎて、
日々アップデートする脳みそなので、
二人の思い出<僕の思い出
こんな感じなんです(爆)
そんなことも含め全部を楽しむのが
僕たちの生き方、
今年も旅三昧の一年にしていきますよ!
(実際今年も1月2日は広島県いるし)
潮干狩りっぽい場所へ
この写真をご覧ください。
これを見て潮干狩りを思い出すのは
僕だけでしょうか(笑)
潮が引いたので、
大鳥居近くまで行く人々の姿です。
ここから見る御社殿の雰囲気も
また格別ですね。
真ん中の緑色のすだれが掛かった建物は
「楽坊」といい雅楽を演奏する場所で、
舞台を挟んで左右両側にあります。
神社にこのような「演奏者専門」の
建物を見ると、ここ厳島神社を篤く崇敬し、
京都の文化をもたらした平清盛の魂が
今も生き続けている気がします。
大鳥居の近影。
やはり柱に袖柱がついた
両部(りょうぶ)鳥居は大迫力ですね!
神額には昔の漢字が使われています。
大鳥居を間近に見て、
潮干狩りの雰囲気も満喫?(笑)し
次に向かったのは豊臣秀吉が作った
豊国神社の千畳閣です。
途中鹿と遭遇。
宮島にはたくさんの鹿がいて、
人に慣れているのか逃げもしません(笑)
千畳閣への途中、寄った神社。
三翁神社。
御祭神の安徳天皇や二位尼を見ると
やはり平家に関係している気がします。
拝殿の向こうには三つの本殿があります。
だから三翁なのでしょうか。
そして、豊国神社と五重塔に到着。
どちらも国指定重要文化財です。
美しい五重塔。
600年以上も前の建立なんですね!
こんな潮風が強い場所で
よくぞ長年耐えてきたものです。
豊国神社、千畳閣の裏側。
こちらが表になります。
崖側は懸け作りになっていて、
通路としても機能しています。
石垣のような基礎部分。
もともとは「お寺」だったのが
例によって明治政府の神仏分離令により
お寺から神社に変身しています(笑)
拝観時間が過ぎていたので、
中に入ることは出来ませんでしたが、
全盛期の豊臣秀吉の権力を感じ、
またその後の哀れな末路を思い、
感慨にふける僕でした。
帰りのフェリーからの
夕暮れの景色もまたオツな物ですね!
新月と金星も見送ってくれ
僕たちの2017年初詣の旅は
エンディングへと向かいます。
今日の癒し
豊国神社の神馬。
少し開いたお口に癒されました(笑)