風頭公園展望台(長崎市)

 

高いとこに登る…

僕は小学生の頃

頭の良い友人からこんな

諺を聞きました。

「馬鹿と煙は高いとこ登る」

遠足に行った時、

高い所に駆け上がって行く

多くの児童を見て言った言葉です。

賢者は危うい所には近づかない

という意味ですが、

今でもこの友人の言葉は、

何故かトラウマのように

僕が山に登ったり、展望台に行くたびに

思い出すのです。

よほど自分が馬鹿と思われたくないという

潜在意識でもあるのでしょうか?

そして今回も、高い展望台に登り

僕が馬鹿である証明をして来ました(笑)

風頭公園展望台へ

上野彦馬の墓から少し上ると

こんな幟が見えて来ます。

風頭大権現。

権現というのは日本の神々を

仏教の仏や菩薩が仮の姿で

現れたものとする

本地垂迹思想による神号で、

(「権」とは「仮」と言う意味)

という事はここも神仏習合神社ですね。

境内に入ると

裂けるチーズみたいな根元と

三つ又に分かれた枝の真ん中が、

さらにカブトムシの角の先端のように

二つに分かれた個性的な木があります。

推定樹齢は200年以上なので、

江戸時代にはあったのでしょう。

本殿の手前では弁天様初めとする

仏像群が迎えてくれます。

今気付いたのですが、

右側には水神様もありますね。

参ってないや〜(笑)

この規模の社殿には、

不釣り合いなほど

大きく立派な注連縄が

目立ちまくっています(笑)

ここで参拝を終え、目的の展望台へ。

有名な稲佐山とは長崎港を挟んだ

対岸に位置する風頭公園の展望台。

雲がたれ込んでいる割には、

長崎の景色は、

かなり綺麗に見えました。

この正面が、

日本三大夜景でも有名な稲佐山。

こちらは標高150m、

あちらは標高330m。

標高の比較以上に、

観光客の数は比較にならないほど

あちらが多い…。

しかし、こちらは、

僕たちの独占ですからね!

人ごみが苦手な僕には最高の場所です。

この展望台からは、

坂本龍馬之像も見えます。

ここでツーショット。

まるで自撮り棒で撮ったように

長崎の景色が広がっていますが、

これは広角レンズのお陰でしょう。

ワイドな19mm、さすがです。

これで風頭公園界隈の散策は完了し

山を下ります。

 

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