吉部田八幡宮(山口県山陽小野田市)前編

 

波長

吉部田(きべた)八幡宮、

僕たちにとって、

実に波長が合う神社でした。

この「波長」という奴(笑)

合う合わないがあっても

大いにOKだと思います。

人は、自分の「心地よい」と感じる

「物、事、場所」に身を置き、

その行為を認め続けることで、

自分を癒やす事ができ、

他人にも優しくなれますからね。

参道

津布田八幡宮から

さらに東へ10分ほど走ると

吉部田八幡宮の杜が見えてきます。

のどかだ〜!

この風景だけでも

ここに来た甲斐があるというもの(笑)

社頭。

二の鳥居は、

享和四年(1804)の寄進です。

狛犬も江戸時代でしょう。

吽形。

山口県の狛犬には、

このようなお顔が多く見られます。

やはり石工さんの流派みたいなものが、

あるのかも知れませんね。

駐車場。

「吉部田八幡宮の見所」

これは本当に親切ですよ!

参拝前の「予習」には必見でしょう。

案内を要約してみると

以下になります。

1)手水舎(かっぱ福太郎)

めっちゃ癒される作品ですね。

何と、

宮司さんのお兄様の作品で、

この方は数々の賞を貰われています。

2)楼門

天保十一年(1840)の創建で、

鐘楼門の形式をとり、

鐘は戦時供出されたものの後継として

平成5年に再建され、

「平和の鐘」として参拝者が

撞く事ができるそうなので、

やるしかありません(笑)

3)

現在の本殿は宝暦二年(1763)、

幣殿・拝殿は安永五年(1776)に

再建されたものと書かれています。

4)お参り太鼓

「お参りの後、

年の数だけ太鼓を叩きましょう」

こんな事が書かれています!

太鼓好きの妻には至福の時間が

約束されたようなもの?(笑)

5)恵方殿

「平成15年より宮司の兄、

白石家門が正月に30cmの

特大干支の焼物を毎年奉納。

平成26年に12支が、

いつでも拝めるように恵方殿を創建。

恵方殿えほうでんを拝んで・・・

「ええ方へ」なんつって!^ ^ 」

このように書かれています。

文書もユーモアあって

楽しいですね!

干支の絵馬。

僕たち好みの、

優しくて素朴なデザインに

「やっぱりここは合うね〜」

と、妻と二人して納得(笑)

も〜優しすぎますよ!

参拝路を登るための

杖までが準備されています。

しかし、

感動はこれだけではありません。

参拝路の真ん中に、

神饌台が置いてあり、

ぬさが参道に落ちています・・・

誰もいないし、

これは、神社でたまに見かける

「セルフお祓い」のセットかな?

そう思いながら、

まずは、

下に落ちた幣を台の上に置きました。

「それにしてもここまで完璧な

お祓いセットは初めてだな・・・

やはり、

この神社さんは全てにおいて、

最高のおもてなしを

してくださっているんだ。

だったらそれにお応えして、

僕たちもお祓いし清めてから

お参りするのが礼儀だろう」

そう思った僕たちは、

この幣でセルフお祓いを

しっかりと完了したのです。

と・こ・ろ・が・・・

楼門まで登って行き、振り返ると

そこに見えたのは

先ほどの幣で神主さんから

バイクのお祓いを受ける

二人連れの姿(汗)

「本当のお祓いのスタンバイだったのか!

申し訳なかった〜!」

とは思うものの

もはや後の祭り・・・

どうする事も出来ず。

神主様、神様、

お祓いを受けた方々

本当に失礼しました!

楼門へ続く参道。

楼門(鐘楼門)

参道もスロープが終わり、石段へ。

素晴らしい楼門ですね。

楼門のアップ。

楼門傍から撮影。

高蘭付きの立派な門である事が

改めてよく分かります。

横から。

普通の楼門に見えますが、

見所の案内にあったように

実は鐘楼門なのです。

そして、楼門の真下へ。

平和の鐘。

妻が一撞き。

いい音色だ〜・・・

楼門の柱をみると、

稲の豊作を感謝して

神様に奉納された初穂、

懸税(かけちから)が掛けられ、

その詳しい案内まであります。

「落椿 踏まぬ正中 参り道」

こんな俳句があります。

正中(せいちゅう)とは

参道の真ん中の事で

神様が通る道とされていますが、

ここを踏まずに歩くのは、

結構至難の業で、

僕は結構やらかしています(汗)

手水鉢

社頭の案内にあった

「かっぱ福太郎」の手水鉢へ。

お〜いらっしゃいます!

「かっぱ福太郎」のアップ。

強い日差しが、

手水鉢の水に反射して、

かっぱ福太郎のお顔を

ゆらゆら照らして、

あたかも

本当に生きているかのように見えています。

説明しても写真では表せませんが、

動画では雰囲気がわかります。

手水するのを忘れるくらい、

かっぱ福太郎に見惚れていました(笑)

背中からも撮影。

参拝前から話題に事欠かない、

吉部田八幡宮ですが、

ようやく御社殿へと向かいます。

(続く)

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください