古宮八幡神社(福岡県香春町)
神社の駐車場
鎮守様ならば地域の人だけが
参拝すれば良いのですから、
あえて駐車場はなくても
いいのかも知れません。
ただ、僕たちみたいに他所から来て、
その地域に根ざす鎮守様に参拝する時、
やはり駐車場があると非常に安心です。
今までも何社かは、駐車場が無いので
参拝をあきらめていますし…
今回も参道横にあった
一台分の空き地に車を停めての参拝で、
「怒られたらどうしよう?」
という思いを抱えたままでした。
本当に小心者の僕なんです(笑)
古宮八幡神社へ
同じ香春町の採銅所の
現人神社からは数分の場所に
古宮八幡宮は鎮座しています。
参道=階段。
一の鳥居の横には、
社号標と御神木のイチョウ。
狛犬は吽形が右側に配置されています。
左の阿形。
この狛犬の配置、
僕が参拝した神社の
9割以上は阿形が右、
吽形が左ですが、
果たして「正解」はあるのでしょうか。
いや〜足腰、
そして全身に来ますね〜
この急な階段は。
しかも猛暑の真夏です(汗)
やっとこさ登り切りました(笑)
拝殿。
ご由緒。
以前、採銅所があるこのあたりで
鏡を作り、宇佐神宮に奉納していた云々と
聞いたことがありますが、
ここに書いてある内容だと
古宮八幡宮でその奉納行事が
行なわれているようです。
今でも鋭意継続中なのか否かは
わかりませんが…
神額の二点セット。
拝殿の中。
拝殿を通して見る緑。
開放式の拝殿はこの景色が
大好きです。
京都の五條の橋の上での
牛若丸(源義経)と弁慶の出会い。
こちらが、その続きで、
牛若丸が弁慶を倒した瞬間の
ようですね。
何でこの物語が、
奉納されたのでしょうか。
もしかするとこの神社は、
義経の関わりがあるのかも
知れません。
左が本殿、右が拝殿。
動画も撮ってみました。
江戸時代末期に建てられた社殿です。
本殿のアップ。
素晴らしい彫刻が施されています。
少しアップ。
真下から。
本殿左前から。
忠霊塔。
白鳥神社。
何故か大釜があります。
何に使うのか、
どなたが奉納したのかなど、
何も書いてありませんので、
勝手に推測しました。
これは五右衛門風呂として、
みんなでお風呂を楽しむものでしょう。
色んな石碑。
「奈良手向山八幡宮所在
八幡形灯篭模造」
と刻まれているのに注目。
奈良県の
手向山(たむけやま)八幡宮と言えば、
奈良時代、聖武天皇が、
東大寺の大仏を造営の際、
宇佐八幡宮から勧請された
東大寺の鎮守です。
この時、東大寺を守った実績により
宇佐八幡宮はこの後、
「八幡宮の総本宮」として全国展開し
大いに発展していきました。
また、
「文治二年距会?七百四十六年」
とあるのは、
文治二年から746年後という意味
なのでしょうか?
そうならば1932年になります。
何かと気になる灯篭にしばし
考えを巡らし、
結論が全く出なかった僕でした(笑)
ここらでツーショット。
帰りは階段を下ります。
境内出口(入口でもある)付近の
境内社などを最後に参拝。
救童社。
童(わらべ)とは子供の事。
子供を救う神様なのでしょうか?
蛭子社。
ここで参拝は完了です。