太祖山金剛頂院(福岡県篠栗町)
弘法大師の足跡
大和の森遊歩道で
巨木杉たちに癒やされた後に
到着した場所は、
太祖山金剛頂院という
お寺の境内でした。
ここは弘法大師が唐から帰朝された時
鎮護国家を祈願した場所に
建てられたお寺だそうです。
福岡には弘法大師の足跡が残ったお寺が
いくつもあり、以前参拝した鎮国寺も
その一つでした。
本堂
僕たちが森から出た場所は、
本堂の近くでしたので、
参拝後に入口(出口)を撮影しました。
弘法大師御住坊とは、
弘法大師が住んでいた場所という
意味で書かれているのでしょう。
手水舎。
お寺らしく観音様が
お手水を見守ってくれています。
参道両脇にはお地蔵さんや
仏様が並べられています。
それぞれのご利益があるようですが、
僕たちは写真だけのお参りです(笑)
延命地蔵。
本堂の前にいらっしゃる
多くの地蔵菩薩たち。
本堂。
中に多くの灯籠が奉納されています。
観音堂。
本尊は十一面観音像。
聖天堂。
金剛頂寺のサイトによると
「多少身勝手、無理なお願いでも
七代分の福を一身に集めてしまうほど
ご利益を下さるありがたい仏様です
ですが、、、お願いをする際に
お約束したことを守らないと
命まで取るという
怖いお仏様でもあります」
このように書かれています。
命懸けでお願いするか、
お願いしないのか・・・
よ~く考えてからお参りしましょう(笑)
お滝
聖天堂のすぐ横には「お滝」と呼ばれる
小さな滝が流れています。
真言宗の本尊、
大日如来の脇侍である
不動明王たちが、
睨みをきかせていますね。
淡島堂
昔の神仏習合と同じように
ここには、お寺の鎮守の神様として
神社があります。
御祭神は衣食を司る豊受大神と、
知恵と医療を司る淡島大神。
淡島神にはいくつもの説がありますが、
ここでの淡島大神は大国主命とともに
国造りをした少彦名神とされています。
神社的に言えば、
お稲荷様と恵比寿様
といった感じでしょうか。
ここだけは神社式の参拝です。
間違わないように(笑)
大和の森での巨木杉たちに癒やされ、
最後には仏様と神様のツートップに
ご利益をいただいた、
大変ありがた~い大和の森遊歩道
トレッキング物語はこれでおしまいです。