郡山駅前広場(福島県郡山市)

 

キセキ

郡山駅で途中下車したことで、

「郡山」にまつわる二つの物語を

知ることができました。

一つは、

明治初期、

猪苗代湖から郡山に引かれた

安積疏水あさかそすい」という水路のお陰で、

水が無くて米が育たなかった郡山が、

日本有数の米産地になったというお話。

そして、もう一つは、

歯医者さんになる為、

全国から郡山に集まった4人の若者、

GReeeeNの結成のお話。

どちらも「キセキ」的な

出来事ですね(笑)

麓山はやまの滝モニュメント

郡山は初めての町、

ちょっとワクワクします。

郡山駅のホームにあるのが、

こんな案内です。

日本遺産。

「それは挑戦者たちの奇跡の物語。」

「猪苗代湖・安積疏水・安積開拓を

結ぶストーリー」

「未来を拓いた「一本の水路」

「ー大久保利通”最期の夢”と

開拓者の軌跡 郡山・猪苗代ー」

こんな文言が並んでいます。

大久保利通さん、

めっちゃ凄いことしたんだ(笑)。

文面の「奇跡」と「軌跡」は、

GReeeeNの「キセキ」の歌詞に

かけてあるのかな?(笑)

そして、駅前へ。

駅前広場で流れる滝。

これには案内があります。

「麓山の滝」

「この滝は、郡山発展の礎である

安積疏水工事の完成を祝って、

明治15年に勇気ある

開拓者の手によって造られ、

以来昭和の初期まで

時の流れを見つめて

「麓山の飛瀑」として

広く人々に親しまれてきたものである。

それ以降は滝の大半が埋められ、

ほんの一部がその面影を残していたが、

平成の時代になり、

安積開拓の先人の偉業を

後世に伝えるため、

麓山の滝を復元しようという

気運が高まり、

郡山市民のシンボルとして

麓山の滝が蘇ったものである。」

こう書かれていて、

駅前にあるものは、

蘇った滝をかたどった

モニュメントです。

近影。

安積疏水の完成を見ずして

暗殺された大久保利通さんも

この姿を喜んでいる事でしょう!

緑の扉

「緑の扉」というのが、

正式な名前かは不明ですが、

郡山駅前には、

GReeeeNにまつわる

緑色の扉があります。

郡山駅。

ここで、後ろを振り返ると、

あります!緑の扉が。

どこでもドア〜(笑)

ちなみに足跡は、

GReeeeNメンバーのものだそうです。

案内を書き出すと、

以下になります。

「夢を開くこころの扉

〜扉の向こうは・・・笑顔〜」

「明治初期、全国九藩の旧士族の希望と

地元先人の夢が成し遂げた安積開拓の地。

その挑戦する風土に導かれ、

この郡山に全国から四人の若者が集まった。

郡山市が音楽都市宣言をした時を同じくして

大輪の花を咲かせた。

この地から夢への第一歩を踏み出した

GReeeeNと共に、

すべての若者の夢を応援したい。

奇跡的に与えられたたった一度の人生。

決して望まれない命などない。

必ず誰かのためにその人生は役立っている。

自分の夢へ向け、

心の扉を開いて挑戦してほしい。

そして、自分だけの、

自分らしい足跡を残してほしい。

誰のためでもない、自分のために。

もし人生に疲れたら、

立ち止まってもいいじゃないか。

ベンチで寄りかかれば、

GReeeeNのメンバーの手が、

あなたの背中を押してくれるはず。

いつも扉を開けて待っている。

この「扉」から、郡山の、

いや日本中の若者の夢が

開かれることを切に願う。

そして、扉の向こうに、

あなたの笑顔が広がることを・・・。

「君の笑顔が みんなの笑顔

その輝きが 僕らの未来

きっと見えるさ みんなの夢

答えは一つじゃない

未来を信じて」

「君の笑顔に、ありがとう」より。」

GReeeeNメンバーの手形付きベンチ。

背中を押してもらいたい人、

是非、

ここに座ってみましょう(笑)

 

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