2020/01/18

御建神社(広島県東広島市)前編

 

先入観

令和二年、最初の戒めとなったのは、

「先入観を持つな!」です。

ネットの情報だけを鵜呑みにして、

それ以外に視野を広げなかった僕に、

神様から、というか、

「かみさん」(笑)から

御建神社の境内において、

そんな教えをもらったのでした。

御建神社へ

西条駅から徒歩○分というよりも

「駅前」に鎮座する御建神社で、

昔は駅の敷地も境内だったかも

知れません。

車を使わない旅で

こんなに有り難い立地はありませんね。

駅前から既に長蛇の列が出来ています。

もちろん、僕たちは並びません(笑)

一の鳥居。

お酒の神様がいらっしゃるだけあって、

参道両脇の幟は酒造会社の寄進です。

躍動感があり繊細な作りの石狛犬。

吽形。

手水鉢の前には門松も飾られ、

お正月気分の演出も完璧です。

石垣の恵比須様

令和二年、最初の参拝先に

御建神社を選んだ理由の一つに、

神社探訪・狛犬見聞録というサイトで

紹介されていた、

石垣に刻まれた恵比須様を拝む事でした。

「石像」であれば、

多くの神社で見かけますが、

石垣の恵比須様は、

かなりレアなものですからね。

正面向かって右側の石垣。

この石段右側の奥に

恵比須様がいらっしゃるとの

情報でしたので、脇目もふらず

現場に急行(笑)

お~!!

いらっしゃいました!

石垣の中に

さりげなく恵比須様を紛れ込ませた

建立当時の方のセンスの素晴らしさに

心から拍手を贈ります。

石垣の大国様

サイトには、石段右側のみに

恵比須様だけがいらっしゃると

紹介されていましたので、

僕は満足して参拝へ

向かおうとしていました。

ところが、ここで、

神様(かみさん)からのお告げが。

「石段の右側に恵比須様がいたならば、

左側にも何かあるはずじゃない?」

冒頭に書いた「先入観」に支配された

僕の脳をあざ笑うかのような一言に、

「そうかも・・・」と

まだ半信半疑な僕でしたが、

とにかく二人して、

石段の左側を見てみました・・・

あっ!

あった~!!

いえ、

「いらっしゃった~!」(笑)

こちらは帽子の形からして、

大黒様のようですね。

阿吽の狛犬の如く、

石垣の彫刻も大黒様(大国主命)と

恵比須様(事代主命)の

親子神様の対になっていたのです。

ここは導いてくれた「かみさま」と

大国様のツーショットしかないでしょう!

太陽光を燦々と浴びた

「かみさま」のドヤ顔?(笑)

先入観とう曲者に取り憑かれた僕を

救ってくれて(大袈裟)感謝です。

愛郷廟へ

大黒様を隠すように(笑)建てられた看板。

「愛郷廟建立についてのお知らせ」

書かれている内容は、

まさに護國神社ですね・・・

これも大国様、恵比須様のお導きと思い、

混雑する本社参拝の前に、

まずは、

「愛郷廟」にお参りする事にしました。

大黒様が彫られた石垣の左端横が

愛郷廟の入口です。

廟への道は、

「愛郷廟道」と名付けられています。

右が御建神社、

左は野球グラウンドの愛郷廟道。

振り返って撮影。

石段の上に廟が見えます。

愛郷廟があるのは、墓地の一角。

まさに護國神社の鳥居ですね。

狛犬に灯籠、

御社殿も神明造と

まさに神社にいる気分になれます。

本殿、いえ、「廟」に参拝。

「祭神」は、

殉国犠牲者、自治功労者、

教育功労者、産業功労者です。

「廟」とは、死者や祖先を祀るところ。

この「廟」という名称にした経緯を

僕なりに勝手に想像すると、

「護國神社」などとするよりも

「廟」とした方が、郷土に尽くした人を

広範囲に祀りやすいという事や、

宗教色も薄まるという理由が

あったからだと思います。

「愛郷廟」

この名前を考えた人、

素晴らしいですね!

石碑の裏側には由来が書かれていて、

その内容を要約すると次のようになります。

「1941年(昭和16年)に企画され、

神殿外側と玉垣の一部、及び、

石畳までは達成されたが、

その後、世情激変のため、

未完成のまま放置されていたものを

1978年(昭和53年)秋

完成したものである。」

護國神社を作ろうとして建設途上で

終戦を迎えたという例ですね・・・

同じく終戦時、建設途上であった

神奈川県の護國神社は、

未完のまま壊され、

令和の今も存在しない事を考えれば、

「愛郷廟」を完成された事は、

偉業とも言えるものでしょう。

廟の左側にも

戦争犠牲者、原爆犠牲者の

祭神の名前が連ねてあります。

戦前から戦後という時を超えて、

完成に至った愛郷廟、

参拝出来て本当に良かったです。

今日の感銘

廟の右後ろに建つ石碑に

感銘を受けました。

「鎮魂戦歿者彼我之英霊」

注目は、「彼我」の文字ですよ!

彼とは敵軍兵士の事、

我とは日本人の事。

この気持、大切にしたいものですね。

 

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