高野山・奥之院(1)

 

超々マニアック

高野山・奥之院での

滞在時間は約5時間・・・。

出来うる限りのお墓と慰霊碑に、

感謝と慰霊の気持ちでお参りしました。

正直言えば、

妻は数珠を持ち、真摯に慰霊し、

僕はちょっと(笑)慰霊し、

後は撮影に奔走していたのですが(汗)

奥の院だけでも350枚以上も撮影し、

全部の出来事をブログに書けば、

いったいどれだけ

超々マニアックな内容になるのかと思い、

ある程度割愛することも頭をよぎりました。

しかし、

一つ前のブログ

高野山を語る前に・・・」で

書いたように、

高野山訪問の翌日、妻に起きた

摩訶不思議な出来事と

弘法大師(空海)の生まれ故郷、

善通寺上空で見た虹のお陰で、

これは間違いなく、

奥之院にいらっしゃる皆様からは、

「私達のことをしっかり伝えてね!」

弘法大師様からも

「奥之院によくいらっしゃった!

是非、奥之院を

詳しく紹介してほしい!」

そう言われた気持ちになったのです。

ということで、

これからは何回にも分けて、

超々マニアックな話が、

延々と続いて行きます(笑)

ホテル出発

今回、快適な一夜を過ごしたのは、

南海和歌山市駅近くの

ワカヤマ第2富士ホテル。

和歌山市駅まで徒歩5分、

酒盛りの準備は、

この駅ビル内の

お洒落なスーパーで完了。

そして、翌朝は4時半起床。

5時40分、

朝食バイキングの権利を放棄し(笑)

高野山・奥之院に向けホテルを出発。

奥の院

僕達の高野山訪問の目的第一位は奥之院。

金剛峯寺の伽藍や大門など

一般的な見所は後回しです(笑)

結局、行けなかったところは

多々ありましたが、

先に奥之院を満喫出来たことで、

忘れられない旅になったのです。

中の橋駐車場

朝7時20分ごろ

広大な奥之院の真ん中付近に位置する

中の橋の大駐車場に到着。

駐車場の端っこにあるのは、

四国八十八ヶ所霊場の案内。

この霊場巡りを

結願(けちがん)した後、

高野山・奥之院の弘法大師様に

無事遍路が出来たお礼をして、

巡礼は本当のコンプリート!

となることから

ここに案内もあるのでしょう。

奥之院

遂に奥之院へ足を

踏み入れる時がきました。

赤信号から~の~

青信号!

「入って良し!」

弘法大師様の天の声?

まるでF1グランプリのスタートです(笑)

右側には、

南無大師遍照金剛の門柱が。

このご真言、妻がいつも唱えています・・

手水。

寺紋は、五三の桐と三つ巴。

奥之院の案内図。

僕達はこの真ん中あたりからスタート。

まずは、左下(一の橋)まで行き、

また戻って、一番右上(奥)の

弘法大師御廟にお参りし、

そこから中の橋まで戻るコースです。

杉林の参道の凛とした空気、

そして、雨のお陰で、

いっそうの荘厳さが伝わってきます。

この周辺には民間企業の慰霊碑や、

民間人のお墓があり、

その一つが

この新明和工業の慰霊碑です。

最近太平洋をヨットで往復に成功した

辛坊治郎氏ですが、

その氏が一回目の挑戦で遭難した時

荒天の中、救助した

自衛隊の高性能飛行艇、

US-2を作ったのが、

この新明和工業です。

しろありの慰霊碑もあります!

親鸞聖人霊屋

少し行くと左手に石段が見えてきます。

「見真大師墓参道」の石碑。

見真大師(けんしんだいし)は、

親鸞さんの事です。

桝形虎口(笑)

霊屋にお参り。

分かれ道

少し行くと、T字路があります。

妻の助言により

間違うことなく選択(笑)

落書塚。

いきなり面白いものを発見し、

ワクワクが止まりません(笑)

落語家の柳家金語楼さんが作ったもので、

「楽しく落書きの出来る場所を作りました」

このように書かれています。

石碑自体も落書きっぽいデザインです。

本物の落書き(笑)

こちらは写真家の慰霊碑。

写真家らしく、

皆さんの肖像写真が貼られています。

さらに奥へ。

案内によれば、

「一の橋から奥之院御廟までの参道

約1.6キロメートルの両側にそびえたつ

樹齢約200~600年の大杉林は、

総数1300本を超える」

このように書かれています。

ここが分岐点。

右に行くと弘法大師御廟ですが、

僕達はまず左に折れて、

戦国武将や江戸時代の藩主たちなど

多くの慰霊碑や墓を参ります。

分岐点の三本杉。

根っこが一つで、幹が三つ。

なんだか象徴的な杉の木です。

(続く)

 

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