老松神社の楠(佐賀県鳥栖市)
鳥栖市の神社
福岡県との県境にある
佐賀県鳥栖市。
ここの神社はまだあまり行っていません。
なので、今回は予算も無い事だし(笑)
近隣の佐賀県でも福岡よりの神社を
巡ることにしました。
この日一番に目指したのは、
クスノキの巨木がある老松神社。
鳥栖には、老松と名前のつく神社が、
僕が調べただけでも三社あり、
他の二社は「老松宮」で、
ここだけが「老松神社」となっています。
老松神社へ
高速道路は御法度の旅(笑)
僕たちの住む福岡市の東にある
古賀市から車で1時間ほどで、
鳥栖市曽根崎に鎮座する
老松神社に到着します。
境内には多くの人が集まっていて、
何やら会合?があっていたようです。
そんな地元の人たちの車に混じって、
車を停め、一の鳥居に向かいました。
一の鳥居。
ここからは、神池の架かる
神橋を渡って境内へと向かいます。
その雰囲気を動画で撮ってみました。
クマゼミの鳴き声が凄いですね(笑)
ちなみにこのクマゼミ、福岡では、
基本は午前中しか鳴きません。
理由は、分かりませんが、
お昼過ぎは暑いから
寝ているのかも知れませんね(笑)
クスノキが近づいてきました。
ここからだと、比較的
ほっそりした幹のように見えます。
クスノキの根元には
「名木古木の碑」があって、
樹齢は500年となっています。
そして、ここで見るクスノキは、
神橋から見た
ほっそりした幹ではなく、
こんなに太い幹でした。
妻の体がいったいいくつ並べられるのか
わからないほどの太さがありまます。
地上1.5mくらいで、
幹が二つに分かれていて、
そのどちらの幹もが
カッコ良く成長していて、
かなり、立派ですね!
拝殿側から撮影。
こちらからの方が、
この木の大きさがわかります。
根っこの部分と幹の境目が
どこなのか分からないほど
根っこは盛りあがっています。
そして、拝殿に向かいます。
拝殿の前には日本の松が植えられていて、
狛犬をガードしているように見えます。
左側の松の裏側には、
菅原道真公ゆかりの「牛」が鎮座。
阿形の狛犬。
吽形の狛犬。
どちらも歯の部分が白く塗られていて、
ここだけがかなり強調されていますが、
建立は江戸時代末期なので、
後から着色されたのでしょうか。
手水鉢は、
年代物の一枚岩で、
実に素晴らしい!
拝殿にて参拝。
獅子舞の碑。
本殿。
本殿の真後ろ。
左は拝殿、
真ん中が幣殿、
右が本殿。
本殿の軒下には、狛犬?が。
片側は、牡丹?の彫刻まで
丁寧にほどこされています。
逆側は至ってシンプル。
木鼻、狛犬と手狭みも
見事な彫刻ですね!
ここで二人の写真も完了。
次に境内社へ。
天満宮。
何とか「天満宮」と
読めますかね。
本殿が菅原道真公を祀っていて、
境内社も同じ御祭神の菅原道真公とは、
少し珍しいかも知れません。
この天満宮の前には
こんなものがあります。
昭和二年に奉納された、
手水鉢と井戸。
四隅には柱の礎石みたいなものが
残っているので、
以前、ここは手水舎だったと推定。
藤棚。
4月後半くらいには、
綺麗な藤の花が満開なのでしょう。
今日の珍百景
拝殿向かって右にあった
おみくじの販売機。
この鉄冊は盗難防止の為でしょうが、
ここまでする理由は何でしょうか?
しかも本体の形に添っていて、
屋根の突起までが、
忠実にデザインされています。
備前焼や有田焼の狛犬の周囲に
こんな鉄冊で囲ってあるのは、
過去何回か見ましたが、
おみくじは初めてでした。