2020/10/06

和布刈神社(北九州市門司区)

 

絶景神社

日本に鎮座する

全ての神社を参拝するには、

10回程生まれ変わらないと

達成出来ないでしょうが(笑)、

今まで参拝した神社の中で言えば、

和布刈(めかり)神社は、

「絶景神社」上位10社には入るでしょう。

なんと言っても目の前というか

境内自体が、ノスタルジックな関門海峡で、

しかも関門橋の真下なのですから。

久しぶりに参拝した和布刈神社は、

天気にも恵まれて、

以前よりも増して輝いていました。

和布刈神社へ

トロッコ列車を降りて

徒歩10分ほどの場所に鎮座する

和布刈神社へ。

関門海峡めかり駅の切符売場を兼ねる

めかり総合案内所。

レストランとして営業している

古い客車、電気機関車を見ながら

関門橋方面へ。

関門海峡の瀬戸内海側入口付近。

旧下関水族館の「クジラ」や、

神功皇后が三韓征伐の際、

住吉大神から授かった

潮の満ち引きを操る事が出来る

「満珠干珠」を海に返した時、

そこが島になったという伝承がある

満珠島、干珠島も見えて、

素晴らしい眺めです。

対岸の「火の山」。

句塚の由来。

関門海峡には門司側、

下関側に平家供養に関係する

石塔などが多く点在しています。

壇ノ浦で滅亡した平家の

鎮魂の五輪塔でしょうか。

ここにも慰霊碑が。

門司埼灯台と関門橋。

かなり早い流れにびっくり。

ここが、早鞆(はやとも)の瀬戸と

呼ばれる所以にも納得。

この凄い流れに乗って

源氏が平氏を滅ぼしたのか・・・

動画も撮影。

ご社殿から離れた場所にたつ鳥居と

関門海峡、関門橋。

社頭。

大きめの燈籠。

神石、蘇鉄と関門橋。

ご社殿へ。

狛犬の台座には、

何やら書かれています。

最初の一節、

「人の生活は名月の如く穏やかで

明らかに成さねば不幸あ?(読めない)」

太陽じゃなく「月」というのが

気に入りました(笑)

吽形。

こちらにも有り難いお言葉が。

風化した趣のある灯籠。

ご社殿前の海辺の古い燈籠には、

囲いが作られて大切にされています。

拝殿前の案内には、

「神殿前には細川忠興公が

寄進した燈籠があります」

と書かれているので、

その燈籠かも知れません。

鳥居をくぐり燈籠の建つ海へ。

何回来てもここからの景色には

本当に癒やされます。

対岸の下関側から撮影した和布刈神社。

神社が海と一体化しているのが、

よくわかりますね。

そして、この海で行われるのが、

和布刈神事です。

左上の絵図のように、

旧暦の大晦日から元旦にかけて

わかめを刈り神様に供える神事で、

奈良時代から続いているそうです。

そう言えば、門司港駅前にも

和布刈神事の銅像がありましたね。

海を背にして拝殿へ。

拝殿斜め前から撮影。

拝殿正面。

参拝。

龍の彫刻が目をひきます。

本殿にも参拝。

境内社など

本殿の近くにはいくつかの境内や

石碑があります。

松本清張(左)と高浜虚子の碑文。

猿田彦大神。

早鞆稲荷。

恵美須神社。

今日の一枚

境内の端っこは、

関門橋の真下ですから

こんな写真も撮れます。

う〜ん、素晴らしい!感動です(笑)

 

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