門司港駅(北九州市)
青春18きっぷ消化の旅
「消化」なんてと書くと、
なんとなく後ろ向きですが、
旅の目的は大いに前向きです(笑)
青春18きっぷは5枚(回)綴なので、
夫婦二人で使うと、常に1枚は余ります。
できれば4枚綴で、
もう少し安く販売してくれると
有り難いというのが本音ですが、
欲を言えばきりがありません。
少しはJRさんの利益を考えないと・・(汗)
1回分をネットオークションで売るとか
うまくやってる人もいますが、
僕にはそんな凄技は出来ません。
なので、「消化試合」ならぬ「消化旅」。
一人が一回分の消化きっぷ(笑)を使い
もうひとりは実費での旅ですから、
自ずと近場にはなりますが、
意外と行っていない場所も多いもの。
今回は、7年をかけてリニューアルした
国指定重要文化財の門司港駅と
関門海峡の旅で
大いに「消化」させてもらいました(笑)
門司港駅へ
古賀駅から下関駅までは
快速で、1時間10分ほど。
入線。
門司港駅に到着。
ホーム自体がすでにレトロ!
1、2番線ホームから撮影。
僕たちが乗ってきた列車は
既に折返し下りの快速になっています。
これは、やるしかない!
顔出しパネル(笑)
毎年恒例の関門海峡花火大会、
来年は出来るといいですね!
駅外観
前回、門司港駅に来たのは、約5年前で、
その時はまだ工事真っ只中でしたが、
今回ようやくその完成形を拝めます。
大正三年に建てられた門司港駅の外観。
正面近影。
少し遠景。
縦位置も撮影。
想像以上に、素晴らしい出来栄えで、
少しホッとしました。
というのも、
古い建物をリニューアルした場合、
ペンキの色や光加減が、
「安っぽく」なってしまったものを
過去にはいくつも見てきたからです・・・。
某有名駅のリニューアルも一般的には
称賛されていますが、
僕たちには・・・・(汗)
古いものを蘇らせる技術も大切でしょうが、
その「蘇らせの方向性」は、
さらに重要な気がします。
駅構内
駅構内は、外観以上に
気になっていました。
お~これはなかなか良い!
改札方向。
切符売り場も昔のままを再現。
ここらへんの配色も気に入りました。
昔の一・二等待合室を使った、
みどりの窓口へ。
黒く見える部分は「飾り壁」。
暖炉まで復元されていますね。
ここで働くって、
どんな気持ちなんでしょう?
誇らしくて楽しいのか、それとも、
みんな見学に来るので、
ちょっと仕事がやりにくいのか(笑)
今日の発見
門司港駅前の端っこで見つけた
「バナナの叩き売り発祥の地」の案内。
門司港発祥は、
今や観光名物になっている
「焼きカレー」だけじゃなかったのか~(笑)