2021/07/02

元宮尺間大社(大分県佐伯市)

 

優しい神社

尺間山の山頂に鎮座する

尺間神社に参拝するには、

「登山」する必要がありますので、

誰でもが参拝出来るわけではありません。

そんな問題を解消してくれるのが、

尺間山の麓に鎮座する

「元宮尺間大社」です。

ここに参拝することで、

山頂のお社に参拝したのと

同じ御神徳を授かることが出来る(はず)

まさに、「誰にでも優しい」

元宮尺間大社さんなのです。

元宮尺間大社へ

山頂の尺間神社に参拝後、

佐伯市内中心部方面に向かうと

左側に元尺間大社は見えてきます。

尺間山を背景にして

看板を撮影。

ここに入って迎えてくれるのが、

こんな方々です・・・。

凄い形相ですね!

こちらは岩を持ち上げて、

悪者退治でもしているようです。

「魔除 厄除 お祓い石」

ここから本殿へ向かいます。

稲荷神社の参道が、

本殿への参道になっているようですね。

正面の稲荷神社に参拝。

本殿・拝殿前。

こちらからが正面。

鳥居をくぐって拝殿へ。

手水舎。

御由緒。

山頂の尺間神社にさきがけて、

永禄二年(1559年)に

開基されたのが、

ここ元宮尺間大社で、

その後、天正元年(1573年)

山頂の尺間大社が、

創起されたと書かれています。

参拝。

拝殿前の神紋が気になります。

どアップで撮影。

重厚な賽銭箱にも同じものが。

この神紋をネットで調べてみると

名前は、「丸に矢筈(やはず)」で、

佐伯藩主、毛利氏の家紋でした。

その初代藩主、毛利高政は、

元々「森」という姓でしたが、

戦国時代、羽柴秀吉の家臣で、

秀吉の備中高松城水攻めの講和時、

人質交換として毛利氏の人質となり、

そこで暮らしているうちに

毛利輝元に気に入られて、

「毛利姓」を貰ったとWikipediaには

書かれています。

こんな経緯があるので、

「毛利」と言っても、

毛利輝元の一文字三つ星とは、

違っているのですね。

天狗様等身大オブジェ。

拝殿前の岩の上には・・・

三人の天狗様。

拝殿横の御神燈。

何とも可愛らしい小坊主さんが

いらっしゃいます。

参拝の最後はこれで〆(笑)

 

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