浪岡八幡宮(青森市浪岡)境内社
大切にされている感満載
「大切にされている感満載」。
過去のブログでいったい何回
使った言葉でしょう(笑)
それでも
「大切にされている感満載」なのは、
訪問者にとって、
最高のおもてなしですからね!
浪岡八幡宮の境内には、
境内社・末社に加え、
古い庚申塔や顕彰碑、
さらには、石造の御神庫、
白馬・黒馬の神馬舎など
多くの「見所・参拝所」がありますが、
全てに於いて、
メンテナンスされ、掃き清められ、
「大切にされている感満載」としか
言いようがないのです。
濃霧注意報で予定変更したお陰で(笑)
はからずも
ご縁をいただけた浪岡八幡宮、
素敵なおもてなしを頂き、
心から感謝しております。
悠忠神社
本殿向かって左隣には、
「悠忠神社」という
立派な境内社が鎮座しています。
鳥居をくぐり本殿へ。
本殿。
「悠忠」の意味、
御祭神などは不明ながらも参拝。
その後ネットで調べると
「青森市民図書館歴史資料室」がまとめた
「青森市戦争遺跡マップ」という
戦争遺跡を紹介したサイトを発見し、
ここで悠忠神社の全貌を知る事に・・
そこには、
「戦後、浪岡八幡宮が
戦没者の御霊を祀る目的で建立しました。
毎年8月16日、
会員による慰霊祭を行っています。」
このように書かれています。
こちらは青森市発行の
「青森市平和マップ」で、
悠忠神社を含め、
僕たちが青森旅初日に訪問した、
青函連絡船戦災の碑なども
案内されています。
空襲の悲劇、戦争の悲惨さを
後世に残す青森市の地道な努力、
実に素晴らしいと思います。
御神庫
悠忠神社参拝後は、
境内社ではなく、
崇敬者が奉納した、
石造の御神庫へ。
御神庫は、
悠忠神社の赤い鳥居を右に見て、
突き当たりに建っています。
いや〜これは立派だ〜!
紀元二千六百年(昭和十五年)の
寄進と刻まれていますので、
神武天皇が即位して2600年の
記念事業の一環かと思われます。
扁額も「石」で渋いですな〜!
全景を眺めて大満足。
(妻は興味なし?・・笑)
神馬舎
次も境内社じゃなく、
今度は神馬舎へ。
左右に二つ並ぶ神馬舎というのは、
ちょっと珍しいですね。
まずは向かって左の「黒馬」から。
板壁には馬蹄が奉納されています。
絵になった扁額。
扉を開けて、お馬さんに参拝。
神馬舎奥にも素敵な
お馬さんの絵が掲げられています。
次に白馬の神馬舎へ。
絵の扁額。
お馬さんに参拝。
こちらも躍動的で、
素晴らしい絵ですね!
その他の境内社
最後にその他の境内社へ。
右と奥には御祭神不明の末社。
ここから遥拝。
稲荷神社に参拝。
社頭へ。
この後、北畠氏の居館だった
浪岡城へと向かいます。