観音寺城(近江八幡市)大石垣

 

新幹線から見える大石垣

よほどのお城ファンでないと

気にもならないでしょうが、

観音寺城の象徴的存在である大石垣は、

新幹線の窓からも見る事ができます。

逆に言えば、

大石垣からも新幹線が見えるのです。

こちらは大石垣から撮影した新幹線で、

この時車窓からこちらを見て

手を振っていた人が

いたかも知れませんね!

三原城福山城など

新幹線の駅そのものが、

城域というのもありますし、

中世〜近世のお城と

最新テクノロジーの新幹線、

意外と相性が良いようです(笑)

池田丸(池田氏屋敷跡)

平井氏屋敷跡、落合氏屋敷跡の

立派な石垣を堪能後、

観音寺城の象徴的存在、

大石垣へと向かいますが、

その前に立ちはだかるのが、

池田氏屋敷跡の池田丸です。

沢山案内がありますが、

ここからちょっと先の案内にも、

「大石垣まで5分」

このように記されています(笑)

きっと、

「もう少しだから頑張って!!」

そんな暖かい思いが

込められているのでしょう。

曲輪の石垣を発見。

屋敷の入口のようですが、

誰の屋敷かは不明です。

さらに先へ。

石段。

池田丸(池田氏屋敷跡)に到着。

お〜石垣だ〜!

良く残っていますね!

虎口っぽい場所を発見。

ここが出入口だったようです。

池田丸の外側から石垣を撮影。

ここでも鏡石のような

大きな石が使われています。

再び中へ。

周囲は石垣だらけで、

やたら撮影しまくりです(笑)

一通り散策を終え大石垣へ。

大石垣

大石垣は観音寺城、

南側の斜面に積まれいます。

大手道(追手道)から登って来た人が、

「これは見たこともない石垣!

こんな城主には敵わんな〜」

そんな気持ちにさせ、

戦意を挫く目的もあって、

ここに造ったのかも知れません。

(勝手な推測です)

ここにもありました、

「大石垣まで5分」(笑)

地元の方々の

背中を押してくださる

お気持ち、

十分伝わっていますよ〜!

崩れた石垣が、

ちょうど良い歩道になっています。

そして、一つの石に

飛んできたのか

こちらの赤トンボです。

羽を休めて、

警戒していないみたい・・・

妻が指先で触ってもじっとしています。

なんか、

妻のおばあちゃんが、

赤トンボになって

ここに来てくれたみたいで、

二人して、ほっこりした気分に・・・

さあ、もうすぐだ!

ここにも案内。

先には平たくなった

曲輪の跡があります。

なんか、景色が見えてきました。

もうすぐ的な雰囲気(笑)

このあたりにも

石垣の痕跡があります。

ここを下るといよいよ大石垣。

木々も綺麗に伐採し、

素晴らしく整備されて、

歓迎感満載ですね!

お〜大石垣だ〜!

位置を変えて撮影。

正面から。

近づいてみます。

妻との高さ比較。

石垣の高さは、

6〜7mはありそうです。

向かって右端から撮影。

一番下まで降りて、

またまた撮影。

なんぼ撮っても飽きません。

南斜面からの景色。

逆光ですが、

左側には太郎坊宮(阿賀神社)の鎮座する

赤神山(太郎坊山)が見えています。

太郎坊宮の御祭神は天照大神と

素戔嗚尊の誓約(うけい)で生まれた

正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊

(まさかつあかつかちはやひ

あめのおしほみみのみこと)で、

吾は勝ったぞ〜!という意味を

お名前にした勝ち運の神様。

戦国時代も同じ御祭神だったかは

不明ですが、

佐々木六角氏は、

ここから太郎坊宮を遥拝して、

勝ち運を祈っていたのかも?

なんて想像すると、

ここはめっちゃ楽しい場所です。

再び冒頭の新幹線です。

最後に動画で下界から大石垣までを撮影し、

この後、本丸を目指します。

(続く)

 

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