奈良縣護國神社(2018年奈良の旅)

 

静かな社叢に心落ち着く場所

興福寺、東大寺、春日大社と

奈良観光の代表的な寺社で、

多くの観光客にまみれて来た僕たちが、

喧騒から離れ、ホッと出来た場所が、

奈良縣護國神社です。

ここに来る人は、おそらく観光客ではなく、

戦没者遺族か、僕たちみたいに、

ご先祖様である英霊の方々に感謝し

心からお参りしたい人だけでしょう。

もちろん奈良の観光ツアーに、

ここが組み込まれている事は、

ほぼ無いでしょう。

奈良縣護國神社へ

春日大社から、奈良縣護國神社までは、

バスでの移動です。

春日大社の前で、

僕が「春日大社表参道」バス停を

探していたら

妻が、「あれじゃないの?」

と、目ざとくバス停を即発見。

しかも待つ事なく、バスが到着。

以前は方向音痴の権化みたいな妻でしたが、

ここ最近は、行く先々で、

僕を導いてくれるようになりました。

まるで、僕の頭脳の低下を

補うかのように(笑)

バスに乗ること10分ほどで、

目的の護国神社バス停に到着。

バス停を降りると社号標があり、

ここから少し歩くと境内の入り口です。

境内入り口。

ここには、奈良地方で詠まれた

万葉集の歌の紹介があります。

絵地図上のそれぞれの歌が詠まれた場所に

歌が書かれていて、中には、

歌の解説まで入っているという親切さで、

まさに古都奈良ならではの為せる業ですね。

入り口左側にあるビルマの塔。

インパール作戦など、

ビルマでは多くの日本兵が

命を落としていて、今でも無数の遺骨が、

そのままになっています。

その慰霊の塔でしょうか。

本殿へ向かう参道の入り口。

階段を上るとご社殿です。

鳥居の向こうに社殿が見えて来ました。

ご祭神や、

この地域の偉人、

そして、山の辺の道の案内が

書かれています。

「海行かば」

万葉集の歌だったんですね!

大伴家持(おおとものやかもち)は

万葉集の編纂者であり

父である大伴旅人(たびと)の

太宰府赴任に伴って

(今の)福岡県でも暮らしていた人で、

福岡に住んでる僕には

ちょっと親近感もわきます。

しかし、大伴家持さんも自分の作った歌が、

戦意高揚の歌として、1200年後に

曲をつけられ、歌われるとは

思いもしなかった事でしょう。

喜んでいるのか、怒っているのか…

護國神社の定番、

社殿前の広々とした空間。

やっぱり護國神社のこの光景は、

特別な気持ちになります。

戦没者慰霊塔。

ここにも万葉集について案内があります。

生駒、矢田町道の万葉歌。

山の辺の道についての案内。

手水舎。

お手水で清め、

拝殿へと向かいます。

そして、拝殿の前で、

衝撃的な写真に遭遇しました。

出征する兵士達が、

ここ奈良縣護國神社で、

祈願を受けている写真です。

これで、やっと分かりました。

何で多くの護國神社のご社殿前には、

広大な敷地があるのかを。

出征する兵隊さんが沢山入れるように

考えられていたんですね。

この写真を見て、

僕も妻も思わず涙が出て来ました

ここに兵隊さんが沢山いたんです…

ご社殿側からの眺め。

ここで、上官からの訓示も

あったのでしょう。

英霊の皆様を身近に感じつつ、

拝殿へと向かいます。

拝殿手前右側には絵馬があります。

絵馬の横には龍がうねっています。

左側には、

青龍、白虎、朱雀、玄武が、

四方に睨みをきかせています。

右が玄武、左が朱雀。

拝殿にて参拝。

ここで、ツーショット。

社務所にて、御朱印もいただきました。

このあとは、境内を散策。

満州開拓団の石碑。

詳しい案内。

満州にいた人達の終戦時の悲劇は、

筆舌に尽くしがたいものがあります。

それを思い合掌。

山の辺の道、悲恋のお話。

招魂斎庭。

招魂の文字に思わず進んで行くと、

そこには神籬(ひもろぎ)のような

場所がありました。

神様が依代にするような榊が茂っています。

ここに、英霊たちのの魂が、

集まるのかも知れません…。

招魂斎庭から出るとすぐそこが、

神社横からの出入り口です。

「万葉の里、高円の社」

ここは、そう呼ばれているのでしょうか。

詳しい事はわからないままです(笑)

これで護國神社の参拝は完了し、

ここから歩いてすぐのところにある

来たときとは別のバス停に向かうと、

いきなり目的のバスが到着!

今日は何とラッキーが続くことか。

バスの待ち時間は往復とも0分でした(笑)

 

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