乃木館(香川県善通寺市)屋外展示
「平時の兵器」
乃木館が建つ陸上自衛隊駐屯地には、
現役を退いた航空機や戦車など
多数が展示されています。
それらは防衛の為とは言え、
間違いなく
「人を殺す為の道具」なのですが、
近くで見ても恐ろしいとは思いません。
むしろ「カッコいい」という感覚です。
きっと僕と同じように思う人も
それなりにいるでしょう・・・。
ただ、人というものは、
自分の身につまされていない限り、
これくらいのレベルなのかも知れません。
今の世界情勢からして、
現在日本が持つ兵器が、
実戦で使われる日が
来ないとは言い切れませんが、
いつまでも
「平時の兵器」であって欲しいものです。
屋外展示
まずは乃木館前の石碑などを散策。
旅順水師営のナツメの木。
乃木大将の何回忌かの石碑かな?
よくわからんです(汗)
PKO部隊派遣記念碑と乃木館。
平成4年〜5年に行われた
カンボジア・タケオ派遣の記念碑です。
初めての本格的な
PKOだったと記憶していますが、
この時、文民警察として派遣された
警察官が現地でポルポト派に銃撃されて
亡くなったことが今も頭を離れません・・
そしてその後、特攻隊員と同じく、
二階級特進になった事も・・
世間は忘れているかも知れませんが・・・
ここから展示場見学を開始。
F86Dジェット戦闘機。
Vー107しらさぎ。
ここに展示してあるヘリコプターで、
唯一「愛称」が付けられています。
UH-1J
OHー6D。
案内によると、
このヘリコプター、
速度282Kmも出るんですね!
凄いけど怖いような・・(笑)
そして、
次は戦車コーナーへ。
展示は5両。
「74式自走105m榴弾砲」と妻。
大きさを比較すると、
思ったよりコンパクトかな?
74式なので1974年の
生産開始ということになりますが、
今年で50年、
めでたく実戦に出ることなく
余生をお過ごしです。
「74式戦車」。
こちらも先ほどの榴弾砲と同期のサクラ。
「60式装甲車」。
僕が生まれた翌年の生産開始です(笑)
「61式戦車」。
最高時速は45km。
最新型10式戦車
(2010年生産開始)は70km、
しかもバックも70km(驚!)
進歩とは、凄いものです・・・
「75式130mm自走多連装
ロケット弾発射機」。
最後に74式戦車の展望所から
戦車達を動画で撮影し、
陸上自衛隊善通寺駐屯地を後にします。