能古島・能古博物館(兵站編)

 

兵站へいたん(補給)

日本が戦争に負けた最大の理由は、

軍のトップが兵站(補給)を

軽視というか、ほぼ無視していた事。

第二次世界大戦で亡くなった

日本軍兵士の6割は餓死という

データもあります。

成績優秀だった人たち、

戦国時代、豊臣秀吉が行った

鳥取城や三木城での

敵の補給路を絶っての

兵糧攻めの研究さえも

全くやっていなかったんですね(汗)

しかし、

悲しいかなこの教訓が

現代の日本に於いて、

生かされているとは思えません。

「補給」の肝ともなる

トラックやバスの運転手は、

「誰でも出来る仕事」

なんて思って来たから

現在の流通問題も起きているのかも

知れませんし・・

それに引き換え、

今回の能古島ツアーにおいて、

主催K氏の兵站への準備は、

完璧でした。

それは「食料調達」という

重要任務を帯びた

K氏と共通の友人、

P氏の活躍があってこそ

成し遂げられたものなんですけどね!

能古博物館

渡船場からバスに乗り、

能古島アイランドパークで下車、

その後、歩いて、

也良崎万葉歌碑檀一雄「もがり笛」句碑

曻地コスモス碑と巡り、

お昼頃、K氏の教室が行われる

能古博物館に到着。

博物館内へ。

P氏の活躍

遂にお待ちかねの弁当タイム開始(笑)

弁当&眺望。

この弁当を準備してくださったのが、

港の近くにあるこちらのお店です。

「雑魚」と書いて「ざっこ」。

そして、

その調達ルートがこちらです。

P氏が博物館から麓のお店まで行き、

弁当調達後、

博物館まで6人分の弁当が入った箱ごと

担ぎ上げて来てくれたのです!

担ぎ上げた弁当入りの箱(写真はP氏提供)。

勾配が40m近くもある道を

往復1Km、時間にして20分も歩き、

一大補給作戦を成功させてくれたP氏には

改めて敬意と感謝を捧げます。

弁当箱。

居酒屋っぽくて、

開ける前からワクワクします!

ジャーン!

和食、洋食とり混ぜた

素晴らしい内容ですね!

K氏から

「当日、午前から参加の場合は、

居酒屋の弁当を手配しますので

一人千円をお願いします」

こんなメールが届いた瞬間から

「居酒屋弁当」への期待が

溢れていましたが、

そんな思いを遥かに上回る

食材と味付けに、

食いしん坊の僕たち夫婦のみならず、

参加者皆さん、

「美味しい、美味しい!」と

唸っておられました(笑)

博多湾とフェリーを見ながら弁当タイム。

「至福の時」って

これを言うのでしょう!

妻、ほおばる顔(笑)

僕、ほおばって・・はいない顔(笑)

博物館の特等席で弁当タイムという

かなり贅沢な時間を過ごせたのは、

「K氏の手配力」と「P氏の機動力」が

ミックスされたからこそで、

こんな贅沢な時間をいただけて

お二人と博物館には、

本当に感謝しかありません!

(続く)

 

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