讃岐宮・香川縣護國神社

 

軍都、善通寺市

訪問前の善通寺市のイメージは、

「空海の生まれた町」

「お寺の名前が市の名前」

こんな感じでしたが、

実際に行ってみて、

「軍都」でもあるという事実を知りました。

Wikipediaで調べてみると、

善通寺市には第14旅団司令部等が

駐屯する陸上自衛隊の駐屯地があり、

戦前には乃木大将も師団長を務めた

陸軍第11師団が駐屯し、

その頃から

軍(自衛隊)の町でありました。

陸上自衛隊駐屯地には、

明治期、大正期に建てられた

赤レンガの建物がそのまま残り、

軍事遺産としての一面も魅力的で、

「乃木館」の愛称が付けられた資料館も

内容が充実していているようで、

善通寺市に行ったばかりにも関わらず、

再訪を熱望している僕が

ここにいます(笑)

参拝へ

乃木神社を参拝後、

お隣に鎮座する、

讃岐宮・香川縣護國神社へと移動。

「讃岐宮」(さぬきのみや)の社号標。

看板。

社頭。

狛犬。

吽形。

一の鳥居。

手水舎。

鳥居の横にある、

「鎮魂豫科練之碑」

碑の前に咲いていたのが、

いい香りがする花。

家族を思い、散華された方々にも

この香りが届いている気がします・・・。

境内の先に見えるのは、

空海(弘法大師)の祖先の

石碑が建てられている香色山。

海軍の「五省」の碑。

海軍ならずとも、

この5つの言葉を実践出来れば、

人としての成長は間違い無しでしょう。

僕には難しいかな(笑)

軍馬の碑。

錨。

神馬。

注連縄柱(門)。

御由緒。

「讃岐宮」という名称は

昭和21年秋から

使われていると書かれています。

護國神社は、

敗戦後GHQ(連合軍総司令部)から

軍国主義施設と見なされた結果、

その多くは、「護國神社」という名前を

余儀なく変更して、

神社の存続を図った時期と

重なりますので、

もしかすると、

その名残かも知れません。

ただ、「讃岐宮」という名前、

心地よい響きで、僕は大好きです。

護國神社然とした佇まい。

強い逆光の中、拝殿へ。

清められた拝殿前。

参拝。

ここで、妻が一言。

「生花が飾ってある!」

確かに両脇の花は生花です。

お祭りでもなく、

平素の日々、こんな立派な生花を

御英霊の前に飾られているなんて・・・

讃岐宮、素晴らしい!

本殿。

御社殿を背にして。

出征された兵士たちが

並んだであろうこの広場、

何だかその姿が目に浮かびます・・・。

史料館

護國神社ならではの史料館。

博物館的な

優しい雰囲気の外観。

この一文に、

史料館の思いが込められていますね。

館内は撮影禁止とは

書かれていませんでしたが、

やはりここは神聖な場所、

記帳のみで、

撮影は控えさせていただきました。

御朱印

社務所にて御朱印を

授与していただきました。

「さぬき十五社」という印が

気になって調べると、

何か気になる神社さんが沢山!

やっぱりまた香川に行くしかないかな(笑)

その他の散策

史料館見学後、周囲を散策。

「母の像」。

他の護國神社でもよく見かけます。

交通安全祈願所。

立派な御社殿まで完備されていて、

安全運転をしないと

神様に申し訳ないくらいの気分に

なれそうです。

最後に社頭にに掲げられた一文。

「英霊に 詣でて帰り 冴返る」

確かに・・・。

今日の感動

拝殿前で僕たちの周りを

歩いていた白鳩。

平和を祈る護國神社で、

平和の象徴、

白鳩一羽との出会い、

妻のおばあちゃんの化身かも・・・

感動せずにはいられません。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください