仙台城(宮城県)伊達政宗騎馬像
拍手喝采
瑞鳳殿前から仙台城跡へ移動の為、
仙台市内観光の循環バス
「るーぷる仙台」に乗った時の事、
「車内での会話はお控えください」
このような案内があるにも関わらず、
大声で喋りまくっていた女性二人に
運転手さんが人物を特定せず、
「車内での会話はお控えください」
そうアナウンスをしたのです。
しかし、
女性たちの会話は止まらず、
声は響き渡るばかり・・
その時、
「お客様!(人物を特定できるように)、
車内での会話はお控えください、
バスの運行が出来なくなります!」と
強い口調で運転手さんが
再度注意したのです。
これでようやく二人は沈黙。
毅然とした態度で、
車内の治安維持に務められた
るーぷる仙台の運転手さんに
僕も妻も心の中で拍手喝采(笑)
これで仙台での素敵な思い出が、
また一つ増えました!
広瀬川
瑞鳳殿などを参拝後、
この旅最後の目的地、仙台城へ。
瑞鳳殿前バス停。
バスが来た時、
観光客が多くバスの写真は撮れず・・
ラッキーにも
最前列左側の特等席を確保!
もうすぐ広瀬川。
お〜広瀬川だ〜!
広瀬川と聞けば条件反射的に、
さとう宗幸の青葉城恋唄の最初のフレーズ
「ひろせがわ〜♪ながれるきしべ〜♪」が
頭に流れてきます・・
僕たち世代はみんなそうかも?
間違いなく、
仙台を全国に広めた名曲でしょう。
運転手さんの観光案内を聞きつつ
10分ほどで仙台城跡バス停に到着。
土井晩翠胸像
仙台城で最初に目指すのは、
やはり伊達政宗騎馬像です。
バス停のそばには
宮城縣護國神社の鳥居がありますが、
ここはくぐらずに、
手前の散策路を通り景色を見ながら
騎馬像を目指すことに。
仙䑓城鳥瞰図。
江戸時代を想定した鳥瞰図で、
現代の施設は載っていませんが、
簡単に広瀬川を天然の堀として、
断崖上に建つ往時の姿を
想像できますね!
崖上からの眺め。
順路を確認。
土井晩翠(ばんすい)胸像に到着。
この方は、仙台出身で、
名曲、「荒城の月」の作詞者です。
ここでは30分ごとに荒城の月が
自動再生されるようになっています。
時間が合わなかったからか
僕たちは聞いておりませんが、
作曲者の瀧廉太郎の出身地、
大分県竹田市の岡城では、
「荒城の月」が、
耳にタコが出来るくらいに(笑)
エンドレスで流れていたのを
思い出しました。
ちなみに土井晩翠さんは
ここ仙台城と会津若松城(鶴ヶ城)を
モチーフに荒城の月を作詞したそうで、
会津若松城にも「荒城の月碑」があり
晩翠さんを顕彰しています。
伊達政宗騎馬像
そして騎馬像へ。
仙台城跡の平面図。
明治元年の俯瞰図。
仙台城本丸から市街地方面の景色。
動画でも撮影。
そして、
この景色を微動だにせず見ているのが、
こちらのお方です。
伊達政宗騎馬像。
銅像の台座にしては珍しく、
阿吽の狛犬までいらしゃいます。
鼻の存在感が抜群の阿形。
吽形も注目は鼻?
実に個性的かつ愛嬌ある狛犬、
素晴らしいですね。
台座正面のレリーフは、
武士姿と衣冠束帯の
貴族的な姿の政宗さんです。
向かって右側面のレリーフ。
支倉常長との対面でしょうか?
左側面。
仙台入りした時の姿かな?
裏側の案内。
初代の騎馬像は昭和十年に建てられ、
第二次大戦で金属供出され、
戦後、小野田セメントが
平服姿の政宗さんをかたどった
コンクリ像を寄付、
その後、
初代の鋳型が見つかり、
昭和三十九年に
現在の二代目の銅像が設置されたと
書かれています。
騎馬像右前から。
お顔アップ。
背面から仙台市街と共に全景を撮影。
アップ。
鞍には伊達家の象徴とも言える
「竹に雀紋」、
鎧(あぶみ)には、
三引両紋があしらわれ、
これを見るだけで
テンション上がりまくりです(笑)
騎馬像で大満足し、
ここでツーショット完了。
この後は
御殿跡や石垣へと向かいます。