島田美術館(熊本市西区)
島田美術館について
宮本武蔵の肖像画や、
武蔵の手になる
絵画や彫刻などが見られる
美術館だという事で訪問したのが、
島田美術館です。
そのパンフレットには
次のような紹介が書かれています。
「当美術館は、
古美術研究家島田真富(まとみ)
(1665~1977)の遺志を
実現するものとして、
1977年秋に開館されました。
故翁は生前、
熊本に残る武人文化の
保存・研究に打ち込む一方で、
それらにかかわる歴史資料や
古美術品を精力的に集めてきました。
晩年には、私蔵が死蔵となることを危惧し、
生涯を通じての収集品を
国民共有の財産として末永く保存し、
また広く一般に公開して
郷土の歴史と伝統を語り継ぐ
よすがにしたいと考え、
当館設立の基を築きました。
故翁の旧宅の跡地に建つ
この小さな美術館が、
来館者の方々に
長い歴史の重みを語りかけ、
ひいては
温故知新の道場となれば幸いです。」
文章にすれば、こんなものですが、
島田真富氏の功績は、
筆舌には尽くし難いものがあります。
個人の所蔵品で美術館を作り、
それが、設立から
40年以上も続いているのですからね!
場所
島田美術館は、
熊本城と宮本武蔵が五輪書を書いた
霊厳洞との中間地点にあります。
美術館前の観光案内図。
拡大図。
ここからは霊厳洞がある
金峰山が見えます。
館内へ
駐車場で僕たちを迎えてくれたのは、
こんな方でした。
葉っぱをモチーフにした演奏者?
この一つを見ただけでも、
美術館のセンスがよく分かります。
門へ。
美術館というよりも、
武士の館への入口といった感じです。
エントランスのお地蔵様に参拝。
なんとも言えず優しいお顔に癒やされます。
入館。
館内は撮影禁止ですが、
宮本武蔵関連の「本物」や
模造品などが堪能できます。
入場券。
ちょっとした遊び心がたまりません。
期間展示、
「怖いかも展」の案内。
僕たちが訪問したのは3月でしたので、
見てはいませんが、
なかなか面白そうな展示ですね!
こちらは、蔵?でしょうか。
庭園。
門前でツーショット。
遂に五輪書を買いました(笑)
もちろん現代語訳ですが。
相当に難しい話かと思いきや、
読んで見ると、意外と兵法に対する
武蔵の説明が所々アバウトなのにちょっと
親近感を覚える内容です。
そして、向かって右側は、
美術館に本物が展示してあり
僕が気に入った、
細川ガラシャ使用の
「宝尽くし刺繍腰巻き」の
クリアファイルです。
武蔵を目当てに来たここでも
細川ガラシャ繋がりとは、
最近ガラシャさん、
僕の背後にいるのかも(笑)