住吉神社(福岡市)令和7年8月

神様とは
1万社以上の神社を
参拝したという猛者も多くいる中、
その10分の1程度ほどの僕が、
「神様とは」などと
大上段に構えて考察をするのは、
時期尚早かとは思いますが、
それを言えば一生考察は不可能なので、
ちょっとだけしてみます(笑)
まず、
神様に対し勝手な神頼みをして
成就した事は、
ほぼ僕の記憶の中にはありません(汗)
しかし、
「あれは神様の仕業だったのかな?」
「神様の采配としか考えようがない」
という出来事については、
枚挙にいとまがありません・・
その一つが10年前、
僕が会社を倒産させてしまった時です。
倒産を経験した経営者でなければ、
想像も出来ないとは思いますが、
倒産は簡単に出来るものではありません。
日々の営業をしながらも、
お金、人、賃貸物件、受注案件、
その他ありとあらゆるものが、
継続か、倒産かの瀬戸際で、
それら全てを自分の力だけでは、
コントロールできないのです。
周囲に迷惑かけたくないのは山々でも
営業継続は厳しい・・・
それが苦しくて、
自分だけこの世から
とんずらすることも考えました・・
そんな中、倒産した年の初め、
商売繁盛の神様、
「十日恵比須神社」に参拝し
そこで福みくじを引くと、
なんと「大当たり」!
「御商売益々繁盛」の意味を持つ、
巨大なしゃもじを授与いただいたのです。
経営が超下降線なのに、
大当たりとはいったい神様は
僕をどうしたいのか?
そんな思いがしたものです・・
しかしその後、
僕の力が全く及ばない所で、
僕が進む道にはレールが敷かれたように
時が流れたのです・・・
大当たりの意味は、
「迷わず行けよ、行けば分かるさ」
(これはアントニオ猪木の言葉か・・笑)
「ちゃんと見守ってるから大丈夫!」
「まずは一旦立ち止まれ」
きっとそんな事だったのでしょう・・
ということで、
神様とは、
「その時、その人に相応しい将来を
授けてくれる存在である」
これが僕の結論です。
参拝の目的
今回、住吉神社参拝は、
本殿ではなく、
境内社の「三日恵比須神社」がメインで、
その目的は、一年前に設立した
息子の会社が繁栄するように、
神頼みする事ではなく(笑)
恵比須さんに
息子の会社の存在を奉告する事。
そう、神様は、
「その時、その人に相応しい将来を
授けてくれる存在」ですからね!
参道
社頭から本参道へ。
Mrs. GREEN APPLE大好きな
妻にはたまらない、
グリーンの幟がお出迎え(笑)
一の鳥居。
以前は駐車場も兼ねていた本参道、
久しぶりに来てみると、
車輌侵入禁止になって、
神域感マシマシですね!
二の鳥居。
この日は大雨・・・
なので、
水溜まりを利用し、
リフレクション写真も撮れます。
リフレクションの主は、この提灯。
図柄全部が僕たち好みの優しい感じ。
まずは、本殿の住吉三神と
天照大神、神功皇后に参拝。
拝殿斜め前の古代力士像にもご挨拶。
このお顔、
ギリシャ神話のポセイドンを
彷彿とさせてくれます。
そう言えば、
ポセイドンも「海の神様」、
住吉三神と同じですね(笑)
三日恵比須神社
ここからが本番。
三日恵比須神社、社頭。
本殿横の池。
由来。
以下、超訳です。
「昭和二十一年元旦、美野島在住の
藤井吉太郎氏が、蓑島橋で、
木の小箱を見つけ、
箱の中の恵比須様の神像を発見し、
家に祀ったところ多くの御神徳をいただく。
恵比須さまを個人で独占するのは
申し訳ないと
昭和二十四年一月三日、
ここに祀り申し上げることとなった。」
海岸や川に流れ着いた木箱に
御神体が入っていたというのは、
よくある話ですが、
運良く見つけてもらう御神体は、
やはり相当の神威があるからだと
僕なりに結論づけています。
参拝して息子の会社の存在を奉告。
ここでやるべき事が・・
恵比須さんの持っている
「鯛」をさすると
金運に恵まれるそうで、
もちろん妻は、
僕たちの金運じゃなく、
息子の金運のみを願っているはずです(笑)