田原坂西南戦争資料館(熊本市)

 

遺産の活用

戦争という悲劇の舞台になった

場所は世界中にあります。

その戦争遺跡をを観光に結びつけ

地方活性化(税収増)に繋げる為には、

その戦争遺産をどのように見せ、

また発信して活用していくかが

キーポイントになります。

戦争遺跡ではありませんが、

僕たちが先日訪問した

山口県の鋳銭司郷土館

内容は素晴らしいのに

来館者は僕たち二人だけと

集客が成功しているとは、

言えませんでした。

そして、今回訪問した、

田原坂西南戦争資料館も

ほぼ同じ状況だったのです。

しかし、ほとんどの観光客が知らない

鋳銭司郷土館とは違い、

ここは教科書にも出て来る

西南戦争がらみの場所であり、

その最大の激戦地の田原坂ですから

全国区の有名な場所だと思います。

ところが、日曜日だというのに、

熊本駅から資料館へ直行の定期観光バス

「田原坂せごどん号」は貸し切り状態、

田原坂西南戦争資料館も同じ状況です。

熊本城には、

あんなに多くの人がいるのに

ここに来ないのは勿体ない話だと

勝手に思ってしまいます(笑)

関東地方ならば人口が多いので、

そこそこの場所であれば、

ある一定の集客は見込めますが、

九州地方では都市部以外の集客は、

なかなか容易ではありません。

だからこそ、熊本市の頑張りに応え、

一人でも多くの方が、

田原坂を訪問してくれたら

いいな〜なんて、

思っています(笑)

田原坂西南戦争資料館へ

「田原坂せごどん号」を降りて、

少し周囲を散策したあと、

いよいよ資料館へ入館します。

玄関前にある顔出しパネル。

西郷隆盛妻がいます(笑)

田原坂西南戦争資料館は、

ネットでの評判が、かなり良く、

期待に胸をふくらませながら

いざ、入口へ(笑)

入ってひと言、

「超綺麗!」

地域の案内ビデオもあり

車椅子も数台装備されて、

おもてなしの雰囲気が抜群です。

余談ですが、トイレが

また素晴らしく綺麗で、

ずっと入っていたい位でした(笑)

壁には有名人の来館時のサインなども

飾られていて、思わず見てしまいます。

藤原紀香って、

可愛らしいサイン書くのですね。

日の丸が気に入りました!

びびる大木、石倉三郎、

中村敦夫、

熊本城のゆるキャラ「ひごまる」

などに混じって一番目についたのは、

この方です。

今放映中の西郷どんで、

主役、西郷隆盛役の鈴木亮平です!

何か薩摩兵の格好みたい(笑)

2017年5月の訪問ですから

大河ドラマの主役が決って、

クランクイン前くらいの

表敬訪問だったかもしれません。

また、エントランスには

こんな案内板もあります。

熊本市の記念館同士の相関図。

これは素晴らしいものを

作っていますネ!

記念館が横並びではなく

このような紹介をされるとは、

かなり良いアイディアです!

しかし、悲しいものも発見…

右側のピンクの付箋には、

「熊本地震で閉館中」と書かれたものが、

何カ所もあるのです…

未だに2年以上前の大きな傷は、

癒えてないのですね…

その後展示室へ。

年代ごとのパネルに圧倒され、

また思わず読んでしまいます。

西南戦争とは。

武士の時代が終わり、

近代国家確立の礎となった

戦いと結んであります。

横井小楠という方、

僕は初めて知りました。

熊本城の攻防戦。

薩摩が猛攻を加えても

落ちなかった熊本城。

加藤清正の築城技術は、

築城から300年近く経った

明治時代にまでも通用した

凄いものだったのかも知れませんね!

いくつかの戦場が地図で示されています。

田原坂の戦いが良くわかる

ビデオも上映されています。

ここからは、ジオラマ+映画。

薩摩軍の陣地から見た

映像になります。

ジオラマと映画とのコラボ。

音響も非常に良くて、

まるで自分が撃たれたり、

斬り殺されたりした感じです(笑)

こちらは政府軍側視線。

映画+ジオラマを見た次は、

双方の装備などの案内があり、

これがまた面白いのです。

小さな頃から盟友だった、

薩摩出身の二人、

西郷隆盛と大久保利通が

敵と味方に分かれて戦った悲劇が

よ〜くわかるパネルです。

両軍の装備。

薩摩軍は、

金田一耕助的な服装(笑)で、

足にはわらじを履いています。

政府軍の軍服は統一された洋服。

しかし、足元は…

薩摩軍と同じく「わらじ」です!

両軍の食事や砲弾。

進軍ラッパは、薩摩はイギリス製、

政府軍はフランス製というのが、

何だか、イギリスとフランスの

代理戦争的な面もあるのかと

勘ぐってしまいます。

鉄砲の展示。

政府軍は近代装備のみかと思っていたら

意外と旧式の銃も使っていたようです。

逆に薩摩にも新型の銃は装備されいます。

刀。

薩摩軍は武士だった人が多く、

刀の数も半端ないものだったようで、

刀によって殺され政府軍兵士も

多くいたようです。

この戦争をきっかけに

日本赤十字が出来ました。

当時の医療器具。

刀の威力が良くわかる展示。

頭蓋骨までバッサリ切れています…

最後にあるのは、

小学生向けの特別展示です。

小中学生でもこれなら

興味が出ますね!

地元の中学生の研究。

正直、展示室の案内と

こちらの両方を読むと

いっそう分かり易く、

楽しかったです(笑)

こんな事も調べていました。

雨だったという田原坂の戦闘、

雨の日もありますが、

思った以上に天気は良かったみたいです。

歴史を調べる視点が純粋で、

本当に素晴らしいですね!

これ、小学校4年生が作ったものですよ!

内容が濃い〜〜!

子供達の作品に感動したあとは、

こちらで感動しました。

赤十字社の前身、

博愛者の看護婦さん。

コアラを抱いて

看護していたようです?(笑)

次は、コスプレ。

今や日本の観光地で「コスプレ」は、

必須アイテムとなっています。

やはりコスプレ文化が盛んで

世界中に拡散した

日本らしいもので、もはや

日本文化の一翼を担っています。

そのコスプレを演出するのが

こちらのアイテム。

「さつま兵」ならぬ「つま(妻)兵」

美少年剣士とのコラボを撮影。

展示もジオラマも映画も、

そして、体験も実に素晴らしい

田原坂西南戦争資料館、

ここが貸し切りなんて、

贅沢過ぎる僕たちでした。

今日のくまモン

熊本と言えば、

もはや加藤清正と

肩を並べる人気のくまモン。

ここでは両軍の服装をしています。

政府軍くまモン、

わらじを履いていない(笑)

薩摩軍くまモン、

絣(かすり)の着物で寛ぎ過ぎ(笑)

思わず僕たちを

笑顔にしてくれるくまモン、

やはり日本最強ゆるキャラです。

 

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