田原坂せごどん号の旅(熊本市)

 

未知なる世界へ

僕は団体行動が苦手で、

旅するのも基本は妻と二人だけ。

自由気ままが大好きなのです。

そんな僕がネットサーフィンで

たまたま見つけたのが、

明治10年に起きた、

西南戦争最大の激戦地である

田原坂の田原坂西南戦争資料館を巡る

期間限定の定期観光バス

「田原坂せごどん号」で、

こちらがそのサイトです。

熊本駅から

田原坂西南戦争資料館に直行で、

道の駅でも買い物が出来、

帰りは熊本城前の、

桜の馬場城彩苑で降りられ、

しかも

1,000円分のクーポンと

資料館の入場料300円が

含まれて2,160円の価格に

飛びつきました(笑)

正直、これだけの企画は

バス会社単独で採算は

取れないはずだと思いきや、

熊本市から補助金が出ていました。

さすがですね、熊本市!

熊本市民の税金(補助金)は

間違い無く有効に使われています。

僕たち二人だけには(笑)

お陰で、田原坂に行き、

熊本観光も出来ました。

熊本へ

今回はあと3回分残った

青春18きっぷのうち

2回分(二人分)を使用し

普通列車の旅で、

福岡から熊本へ向かいます。

途中の荒尾からはこの電車。

この区間のワンマン列車は、

新しい車両が投入されていて、

車内も快適です。

熊本の手前には

JR「田原坂」駅があります。

停車時間は30秒ほどなので、

田原坂の案内版を

一瞬の中うちに、撮影し、

次に、案内板とは反対側の

駅舎を撮影完了。

それと同時に列車は出発。

もちろん無人駅です。

そして、熊本駅に到着しました。

熊本駅は改装中ですが、

かなり出来上がっていて、

近代的な駅構内は超快適です。

新幹線口の駅前。

この近くが、バスの乗車場になります。

駅舎には来年の大河ドラマ

「いだてん」の主人公

熊本県出身である、

金栗四三(かなくりしそう)の

PRが貼ってあります。

今年の主人公は鹿児島県(西郷隆盛)

来年はお隣の熊本県とは

ちょっと面白いですね。

こちらが「田原坂せごどん号」

せごどん(西郷隆盛)とは似つかぬ(笑)

美少年剣士がイメージキャラです。

チケットを買って車内へ。

僕たち以外の客は1人(汗)

それに僕と妻と、関係者の男性1人の

合計4人が40人乗りの車内を独占。

これなら貸し切りと言っても

過言ではありません。

バス会社にはアンラッキーでも

僕にとってはラッキーです(笑)

バスは途中、熊本城前の

桜の馬場城彩苑を経由し

1時間ほどで、田原坂公園に到着。

綺麗に整備されたエントランス。

案内文は、

日本語、英語、韓国語、

台湾語、中国語で書かれていて

かなり親切です。

西南の役年表。

文章と地図と絵があって

いい感じです。

田原坂公園周辺案内。

資料館の位置は

建て替えられる前の場所なので、

少し古い看板でしょう。

観光地に行くと現状と違う

案内板を多く見かけます…

何かが変わるごとに

看板の更新作業をするって、

正直大変ですよね。

弾痕の家。

激戦地にあった土蔵を

再現したものです。

田原坂の戦闘直後に撮られた

右の土蔵の写真と、

3年後に撮られた左の写真をもとに

土蔵を復元したそうです。

実は右の戦闘直後の写真を撮影した、

長崎県の写真師、上野彦馬氏の事は

1週間後、佐賀の旅で、

凄い人だと知ることになるのですが、

このときは、名前すら

読んでいませんでした…

弾痕の家と展望所入口。

弾痕の家裏側。

中にも入れましたが、

他の散策を優先し、

今回は入っていません。

田原坂の戦場を一望出来る展望所。

ここには以前の

資料館があったようです。

西南戦争での激戦地でも

今はその戦いが嘘のように

のどかな田園風景です。

そして、いよいよ展望所の後ろにある

田原坂西南戦争資料館へと向かいます。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください