高燈籠(香川県琴平町)

 

日本一

「日本一」

こんなフレーズを聞いただけで、

テンションが上がってしまう、

単純な僕ですが、

今回は日本一高い燈籠が

琴平町にあると知り、訪問しました。

高灯籠へ

琴平駅でレンタカーを返却したのは、

夕方5時過ぎと、

予定よりも1時間程早く、

これならば、翌朝予定していた

高燈籠にも行く時間は十分あるし、

しかも今夜宿泊するホテルに行く

通りがけでもあったので、

前倒しで訪問してみました。

琴平駅は新しいながらも

レトロな雰囲気を持った、

素晴らしい駅舎が特徴です。

駅を背にして、直進。

この両側には、江戸時代、

金毘羅街道に建てられていた

燈籠が移設されています。

(多分、移設だと思う・・・)

琴電の琴平駅。

ここからでも

右後ろに高燈籠が見えていて、

その巨大さが際立っていますね。

高燈籠の案内。

ここには、一里塚もあったようです。

高燈籠が建っている敷地内へは、

この鳥居をくぐります。

御社殿もないのに鳥居があるのは、

少し不思議ですが、

ここは、金比羅宮の神苑です。

柱には「天明二壬寅六月吉祥日」

の文字が刻まれていますので、

これが移設でないとした場合、

天明二年(1782年)にはここに

御社殿(金比羅宮の末社か?)が

あったのかも知れません。

思った以上に存在感があります。

案内を要約すると、

「安政元年(1854年)から

六年の歳月をかけ、

万延元年(1860年)に完成。

「高さ27メートルで、

そこから発する光は、

丸亀沖の船に届くように

設計されたといわれる」

「内部は三階建て、

壁には江戸時代の人々の落書きが

今も尚残っている。」

このように書かれていて、

国指定重要有形民俗文化財に

指定されています。

万延元年に建てられた事が、

刻まれている石碑。

正面。

寄進(寄附)の中心となった

二つの講のうち、

「千日講」の文字が右に、

「萬歳講」が左側石段入り口に

刻まれている気が?します(笑)

(漢字の崩し方が読めないので)

Wikipediaによると、

「千秋」と「萬歳」は

元々「千秋萬歳」という

一つの熟語で、

「千年万年」、要するに永遠を意味し、

長寿を祝う言葉だと書かれていますので、

そんな気持ちがこの高燈籠には

こめられているのでしょう。

左斜から撮影。

石垣は切込み接ぎの綺麗な石積みで、

燈籠の火袋部分には、

火灯窓(かとうまど)がデザインされ、

神仏習合時代の仏教的な

雰囲気が感じられます。

裏側から撮影。

これで高燈籠の散策は完了し、

後はホテルで酒盛りをするだけ(笑)

琴平リバーサイドホテル

「日本一」を見て満足した僕たちは、

途中、セブンイレブンに寄り、

今夜お世話になるホテルに向かいます。

琴平リバーサイドホテル。

間違いなく川の側ですね(笑)

ホテル前の橋からも

訪問したばかりの

高燈籠が見えています。

江戸時代ならば、

10Km離れた海から

灯りが見えたという案内にも

頷けます。

 

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