玉置神社(2019年夏旅)後編

 

3年前から

玉置神社を意識しだしたのは、

約3年前のこと。

御社殿や境内を写真で見たり

その鎮座する秘境的な

場所にそびえる大杉の存在を知った時、

いつかは参拝したいな・・・

でも和歌山県の山奥だし

なかなか行けないな・・・

なんて思っていました。

今回の旅でもやはり

メインルートとは離れているし

最初はあきらめていましたが、

前編で書いたように

僕の頭に刻まれた「玉置神社」という

言葉は、道案内でちらっと見えただけでも

すぐに心に染み込んで来たのです。

実際に玉置神社に参拝し、

心のままに行動することが、

どれほど大切で、充実の旅になるか

よ~く(笑)分かりました。

参拝へ

境内に建ついくつもの

古いものに感動して、

つい時間を費やしてしまいました(汗)

そして、一通り巡ったので、

ようやく本殿に参拝です。

拝殿へ

神様は三箇所にいらっしゃるので、

真ん中、左右と順に参拝。

賽銭箱の神紋、

珍しいデザインです。

古そうに見える拝殿ですが、

建立時期などは調べきれていません。

境内社

大道草(笑)で立ち寄った

玉置神社での時間は限られています。

今回は、広く浅くの参拝ということで、

境内社は本社周辺の

ものだけに参拝です。

若宮社。

神武社。

神輿殿。

大日堂社。

御神木

玉置神社を一言で表現すると

「杉の社」。

杉の巨樹群として、

奈良県指定天然記念物に

指定されるくらい古い杉を含め、

広大な敷地には杉の木だらけです。

その中にはいくつもの

御神木とされる古いものもあり

その中の二本が本殿裏に

生息しています。

格子戸をくぐり抜けて御神木へ。

案内。

こちらが夫婦杉。

直下から撮影すると

かなりの迫力に圧倒されます。

正面から。

夫婦杉の奥にあるのが、

玉置神社の杉群では

最高の地位であろう神代杉。

幹の神がかったゴツゴツ感、

確かに他の杉とは全く違います。

そして、この木を見た瞬間妻が、

「あっ、これ来る時見上げた杉だ!」

そうです、参道を歩いていて

左手に見えていて、

「大杉」と間違えたのがこの神代杉でした。

妻の観察力、日増しに

パワーアップしています(笑)

社務所にて

参拝し、御神木にも挨拶したら

社務所で御朱印をいただきます。

何度見ても渋い社務所ですね。

神仏分離令でお寺を壊してしまわずに

神社社務所として使った当時の神職さん、

素晴らしい機転です。

御朱印。

また、社務所横から表参道を経由せず

本殿に向かう参拝者のために

素敵なものが準備されていました。

お手水の桶ですよ!

こんな配慮がたまりません(笑)

そして、この先には、

こんなものまでが。

御神酒拝戴所。

アルコール除菌、テッシュ、

箱に入った新しい盃など、

微に入り細に入り、

お気遣いがビシバシ伝わって来ます。

有り難い限りのおもてなし、

これはいただくしかありません。

運転しない妻だけ、

美味しい御神酒を頂戴しました。

最後に拝殿前でツーショット。

これで、玉置神社の参拝は

完了です。

心の叫びを素直に聞いて

参拝出来た事、

その僕の気持ちの後押しを

妻がしてくれたこと、

感謝しかありません。

今日の花

真夏だというのにツツジが一輪咲いていました。

石垣の紅一点、

心癒される瞬間です。

 

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