2017/12/31
群浦(こうのうら)の天神樟(熊本県宇城市)
見事な連携プレー!
人生に起きる様々な出来事には
全て意味があると言われますが、
まさに意味がある出来事に遭遇しました。
昨日のブログで、
巨木の場所を間違えて
迷ってしまったことを書きましたが
その後、付近を探しても
なかなかどこにあるか分かりませんでした。
誰かに尋ねてみようと思ったのですが、
なかなか人がいなく
近くに小学校があったので、
そこにいた職員の方に
巨木の場所をお聞きしたら
親切に教えてくれたのです。
しかし、これで巨木に出会えて良かった!
とはならず
話しはここからがはじまり(笑)
教えられた道を行ってみたのですが、
どうしてもたどり着けなくて、
もう無理かな〜
なんてあきらめかけてたところ
畑仕事をしている人から
「大樟を探している方でしょう?」
といきなり声をかけられたのです!
「はいそうです」
と答えたものの
何でそんなことを
面識無い他人が知っているんだろう?
そう思ったところ
「さっき、連絡があったからね」
とのビックリ発言が飛び出し
僕の頭は??
連絡とは何だ?
あ〜あの小学校の職員さんが
電話していたのか〜!
いや〜もう驚きの連携プレーです。
その方に再度詳しい行き方を教えて貰って
めでたく目的の巨木に会えました。
僕たち二人は巨木に出会った事よりも
地元住民の驚異的なパフォーマンスの方に
超感動してしまったかも知れません!
群浦の天神樟天神樟へ
地元住民のお陰で、目的の巨木に到着。
ここに来るまでには
「わかりにくい標識」を細い道に折れ、
その後、車の幅ギリギリいっぱいに
左右から岩が張り出した道を通り
そんなトラップを
乗り越える(笑)必要がありました。
迷った甲斐がありました!
素晴らしい大樟(大楠)です。
「群浦の天神樟」の碑も建っていました。
「天神」というから
やはり菅原道真公が祀られた
神社とは思いましたが、
やはりそうでした。
ここの正式名称なのでしょう。
巨木の前には拝殿がありますが、
本殿はありません。
ご神体は「天神樟」と
いうことなのでしょうね。
だとすれば菅原さんはどこにいるんだ?
とふっと思いましたが、深く考えずに
ここで巨木と菅原さんに参拝。
この木の主幹はすでに無くなっていますが、
目通り幹回り(地上から1.3mのところ)
は15m近くもあって
迫力は凄いものがあります。
妻と大きさの比較です!
主幹は無いものの両脇の二本の幹の形は
かなりカッコいいな〜
と思いつつ、何かに似ているな?と思ったら
水牛の角に似たノコギリクワガタの
アゴ(ツノ)でした(笑)
ツーショットも完了!
今日の癒し
何と言っても地元の人々に癒されました〜!
親切を通り越した(笑)
最上級のおもてなしを受けて、
僕たちの旅の締めくくりは
最高のものになりました。