龍馬の生まれたまち記念館(2019年高知の旅)

 

ギリギリセーフ

午後13時30分。

これが、

龍馬の生まれたまち記念館が主催する

ガイドツアーの出発時刻でした。

逆算すると高知龍馬空港に着いて、

4時間後・・・

でも飛行機が遅れたので、

3時間半後(汗)

その前には桂浜や坂本龍馬記念館など

訪問先もぎっしり・・・

欲張り過ぎていますが、

それでも何とか、

予定時間に間に合い

ギリギリセーフ(笑)

安心して館内に入りました。

ガイドツアー

限られた時間にも関わらず

1時間半のガイドツアーを

旅程に組み込むなんて、

生まれて初めての事。

それでも、坂本龍馬を詳しく知るには、

先人の教えを乞うのが一番の早道で、

中身も濃いだろうと考え

事前に申し込んだのです。

そして、これは、大正解でした。

高知に行ったのは、

半月ほど前のことなので、

妻は既に忘れているかも知れませんが、

僕にとっては、忘れられない

素晴らしいガイドツアーとなりました。

龍馬の生まれたまち記念館で、

一人700円の料金を支払い、

手続きを完了。

ツアー定員は10人のところ

僕たち二人だけという

まるで家庭教師のトライ並の

マンツーマンサービスを受けるという

超ラッキーさです(笑)

同行してくれたのは、

70代位のボランティアガイドの男性です。

ガイドツアーは館内から

スタートでしたが、

ガイドさんが話だけに集中し、

館内の写真を撮るのは、

ガイドツアー後としたので、

まずは、街の散策から書いています。

龍馬の生まれたまち記念館前の案内。

ここは「水通町」という名前で、

その名の通り、道の中央には

今でも江戸時代に作られた

用水路があります。

上面は舗装されていますが、

下部は石垣のままですね。

この用水路の整備を

江戸時代初期、

野中兼山が指揮したと

ガイドさんに聞いて、

本日最後の訪問先である

野中兼山の土木事業でも

指折りのものに数えられる

「新川の落とし」が

益々楽しみになったのは、

僕だけです(笑)

坂本龍馬誕生地

龍馬の生まれたまち記念館から

歩いて5分ほどで到着。

大通りに面した場所です。

石碑。

空襲によって焼け、

1968年、明治百年の年に、

再建されたそうです。

素晴らしい案内図。

何故か龍馬生誕の説明に

妻の姿が浮かび上がっています(笑)

やっぱり龍馬が妻を呼んだのか?

なかなかインパクト大なベンチ。

秋葉神社

高知市内の町の界隈には、

秋葉神社が多く見られます。

火伏せの神様。

この後、色んな場所で、

この形の祠を見かけました。

ホテル南水

龍馬が暮らしていた場所の

跡地に建てられたホテルです。

今では天皇陛下など

要人たちの宿となっているそうです。

水丁場の標柱

江戸時代からある

川のそばにある標識です。

洪水を防ぐ担当地区を表しています。

案内板。

鏡川

高知市内を流れる鏡川。

江戸時代はこんな堤防が無かったので、

水丁場の存在は貴重だったはずです。

右の山は、

水面に写ると筆のように見えるので、

筆山(ひつざん)と言われると

ガイドさんから教えてもらいました。

今は建物があって水面に写らないので、

ただの山?ですが、

筆山公園として

整備され、千本ほどの桜で、

花見シーズンには賑わうそうです。

川に架かる橋からは、

高知城の天守が見えます。

ガイドさんに教えてもらわなければ

きっと見逃していたでしょう。

水天宮

ここは通りの向こうから見ただけです。

龍馬のゆかりの神社です。

近藤長次郎邸跡

通り沿いの歩道に石碑があります。

彼は、亀山社中のメンバーで、

単独イギリス留学をしようとして、

社中盟約書に違反したと仲間に

追求され、切腹しています。

江戸時代は、

少しでも生き方に落ち度があれば

簡単に切腹になるのが、

今の感覚とは全く違いますね。

ここからすぐ近くの

龍馬の生まれたまち記念館に戻って

ガイドツアーは終了。

「土佐っ歩」と書かれた

ガイドツアーの名札とともに

中庭でガイドさんに撮影してもらいました。

龍馬の生まれたまち記念館

ガイドツアーの後、

ふたたび撮影の為に

中を散策します。

ここでも「岡山からですか?」

そう聞かれたのは、

このレンタカーが岡山ナンバーだったから。

そのたびに「福岡からです」

「レンタカーのナンバーが

たまたま岡山なんです」

と説明したのもいい思い出ですね!

子供の龍馬が迎えてくれます。

町並みの再現。

砂時計をひっくり返すと

現代の高知の町が、

江戸時代に変わっていきます。

素晴らしい~!

子供にも僕たちにも

分かりやすい絵年表。

龍馬の家、才谷屋。

近藤長次郎の家、

饅頭やの「大里屋」。

ジオラマ。

龍馬の生まれたまち記念館での

超お勧め、

バーチャル4面シアター。

部屋に入ると4面が画面となり

龍馬の幼少期からのエピソードが

上映され、龍馬を応援する場面が来たら、

「よさこい鳴子(なるこ)」を

鳴らして応援します。

観光客参加型で、

素晴らしい出来栄えでした!

その他の見所

龍馬の生まれたまち記念館の

展示物はかなり多く、

思った以上に時間を

使ってしまいます(笑)

城下町の案内。

龍馬は、誕生日も命日も

同じ11月15日です。

屋敷の再現。

ガイドさんによると

高知の正月は、重箱ではなく

卓盛りだそうです。

坂本龍馬夫妻もお出迎え(笑)

ここを通れば現代に戻れます。

桜の花が散るそうです・・・

お~凄い!!

トンネルの出口で龍馬とツーショット。

龍馬の生まれたまち記念館も

ガイドツアーも大満足でした!

今日の発見

ここに来て初めて

龍馬と福井の関係を知りました。

福井藩主の松平春嶽や、

熊本藩から福井に招かれていた

横井小楠との関係など

興味深い事ばかり。

まあ、これは、

龍馬についての本を読んだこともない

何も知らない僕だから感動出来る

特権ですが(笑)

 

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