横山大観の墓(谷中霊園)

 

靖國神社の扇

10年ほど昔(笑)

妻と二人で靖國神社を参拝した際、

扇を授与いただきました。

箱に入れたまま

大切に神棚に置いていたのですが、

東京旅行の少し前、

神棚を掃除していた妻が、

偶然に扇を開いてみたのです。

そこには、

10年という歳月で、

僕たちの記憶から完全に消えていた

絵柄と扇の由緒がありました・・・

表面は、富士山と「神心」の文字、

それに、

横山大観画伯のお名前です。

靖國神社の御朱印が押された裏面。

そして付属の栞には、

絵柄の御由緒が書かれています。

一部抜粋すると

「この扇面の揮毫は、横山大観画伯が

昭和二十二年七月、

戦後はじめての「みたままつり」に、

雪洞(ぼんぼり)画として

奉納されたもので、

戦後まもない頃

「日本の心」と「護国の神霊」への

讃仰をあらわされたものです。」

このように綴られています。

終戦後、

GHQから軍国主義関連施設として、

取り潰されそうになった靖國神社・・・

その苦難を乗り越えて催行された

「みたままつり」への

横山大観画伯のひとかたならぬ思いが

この絵柄と文字に込められています・・

そして、

当時、この絵柄の雪洞を見た参拝者の方、

お一人お一人のお気持ちを思うと、

もう言葉もありません・・・

横山大観の墓

横山大観のお墓が、

谷中霊園にある事を知ったのは、

久しぶりに扇を開いてからのこと。

なので、大観さんが、

呼んでくれたのかもしれません。

お墓正面。

参道脇にはベンチもあります。

「大観先生横山君墓誌」

横山大観の功績を顕彰した内容です。

正面が横山大観、

左側が先祖代々の墓。

墓誌を見て妻が雄叫びを(笑)

「あっ!奥様は私と同じ名前で、

漢字も全く一緒だ!」

「しかも三月三日に亡くなっている!」

こんな事を言っていました。

「三」にご縁がある妻なので、

尚更親近感を覚えたようです。

参拝。

鳥の糞だらけですが(汗)、

綺麗な生花が供えられ、

大切にされていますね!

再び野生インコ

谷中霊園参拝を終え、

歩いていた時、

この日最初の訪問場所、

杉並区の観泉寺で見たのと同じ

野生のインコに出会えたのです。

住人のインコはこの木で

僕たちを待っていてくれました(笑)

東京に野生のインコがいるなんて、

正直驚きですが、

この日は2度目で、さらにビックリ!

そして、

ここまでで東京散策は完了・・・

のはずでしたが、

この先にさらなる見所が

待ち構えていたのです(笑)

 

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