2020/04/05
高屋神社・天空の鳥居(香川県)
インスタ映えの聖地
観音寺市に鎮座する高屋神社。
この神社を知ったのは、
香川旅行の10日ほど前の事。
金比羅宮の近くには
どんな神社があるんだろう?
そんな気持ちで、スマホを眺めていたら
景色抜群の鳥居の写真を発見。
調べてみると、それは、
稲積山の山頂に鎮座する
高屋神社の本宮に立つ鳥居で、
若者の間ではインスタ映えの
聖地的な存在だったのです。
「凄い所見つけたな!
いつか行くぞ・・・」
そんな思いを妻にも話さず、
心に秘めていたところ、
「いつかは行くぞ」だった高屋神社が
「今、行くぞ」に突如として、
変わってしまいました(笑)
これも何か見えない力の
引き寄せっての事なのでしょうか?
天空の鳥居へ
翌日の朝9時半から琴平駅で、
予約していたつもりだった駅レンタカー、
それが、予約ミスでこの日になり、
丸亀を散策後、
3時間以上遅れてレンタカー屋に到着。
駅員さんが店員兼任の
琴平駅レンタカーには、
事前に遅れる旨、
連絡を入れていた事もあり
問題なく車をGET。
駅員さん、ありがとう!
そして、
走ること40分、
稲積山の山麓からは、
林道のような狭いくねくね道を
汗かきながらのドライブです。
山頂附近の案内図。
やっぱり「林道」って書いてある~(笑)
とにかくこの道は、細い!
対向車とすれ違える場所が
限られているにも関わらず、
ひっきりなしに対向車がやって来て、
運転技術に不安を抱える人は、
行くのを止めた方が良いくらいです。
実際に僕たちの前を走っていた車は、
途中で断念していましたし、
帰りがけには、
可愛そうにも初心者が
路肩にはまり込んで、
身動き取れず、
大渋滞していたほどです・・・。
僕は小回りの利く軽自動車という
大きなアドバンテージを貰い(笑)
何とか山頂付近の駐車場に到着。
満車!!
なんだろう、
平日というのにこの混み具合は。
車を下りて天空の鳥居を目指します。
途中の仁尾方面展望所。
立て札を見ただけで、
ここが神聖な場所だと分かります。
見るからに、
この磐座みたいな場所が
展望所のようで、
僕たちが行ったときは、
大学生らしき男女グループが
ここから賑やかに景色を堪能していました。
が、
僕たちが背後に到着した時、
女の子の一人が、気を利かせてくれ、
みんなに僕たちが後ろにいる事を告げ、
場所を譲ってくれたのです。
さり気ない気遣いに
ほっこりした後、
目の前に広がったのは、
まさに絶景でした。
岩の手前から。
岩に登って
「ボーイズビーアンビシャス」
みたいなポーズを決める妻。
正面に見える浦島太郎伝説の地、
荘内半島や瀬戸内海の
多島美も楽しめます。
ただ、実際の景色は
この数倍素晴らしいもので、
画像で表現出来ないのがもどかしいですね。
参道の途中には、
こんな石碑がいくつも建てられ、
写真撮っていたら
きりがないほどの数です(笑)
遂に到着。
素晴らしい!!
間違いなく「天空の鳥居」だ~!
これならば、若者達が命がけでも
やってくるはずですね(笑)
とにかく人、人、
人が多い~(笑)
後から知った事ですが、
ここ高屋神社の天空の鳥居は、
「2019年めざましテレビ
開運絶景全国1位」として、
紹介されていたのです。
そりゃ~全国から人が集まる訳だ~(笑)
少し石段を下りてみます。
この石段は麓から歩いて参拝する
「正規ルート」なのですが、
僕たちを含め、多くの人は
山頂付近まで車で行き、
そこから天空の鳥居を
見に来ています。
石段からも一大パノラマが!
海岸線の風景や、
この後行く、琴弾八幡宮の社叢が
しっかりと見えています。
折り返して、ふたたび鳥居へ。
それにしてもこの石段、
素朴で、趣があって、
実に素晴らしいものです。
石造物好きの僕には
たまりません(笑)
ここに鳥居を建立したのは、
大正解でしたね。
この後、先程の仁尾展望所で
場所を譲ってくれた若者グループと再会。
僕が集合写真を撮ってあげると、
展望所で気遣いしてくれた女の子が、
「お二人も一緒に撮ってあげますよ!」
と言ってくれたので、お言葉に甘えました。
横位置。
次に縦位置も撮影してくれ大満足。
妻は、いつも行っている、
「高齢者中心の場所」とは違い、
ここには多くの若者が集まっている事に
テンションが上がりまくりでした(笑)
次回からもっとインスタ映えの
聖地巡りを視野に入れて、
妻を喜ばせるかな?(笑)
とにかく引っ切りなしに人がやって来て、
天空の鳥居と共に撮影しています。
高屋神社御社殿
参拝が後回しになりましたが、
ここから御社殿へと向かいます。
「天空の社」の文字にも
テンション上がりますね(笑)
石段を登って振り返ると、
ここからも絶景が!
拝殿が見えてきました。
狛犬。
吽形。
古そうな灯籠ですが、
寄進された年代を確認するのを
忘れていました。
きっと天空の鳥居で、
舞い上がっていたのでしょう。
対の灯籠。
拝殿。
参拝。
「延喜式内讃岐國」と書かれ、
今から千年以上も前、
平安時代初期、
延長五年(西暦927年)に
まとめられた格式「延喜式」、
その中の全国の神社リスト
「神名帳」に掲載されている古社です。
高屋まつりのポスター。
華やかなお祭りのようですね。
宮司さんが書かれた託宣。
神ながらの道。
それにしても宮司さん、
達筆だこと!
「延喜式内讃岐國二十四社」の額。
こちらも宮司さんの謹書ですよ!
天空の鳥居も素晴らしいが、
僕は宮司さんの人となりも
それ以上に素晴らしいと感じました。
右が拝殿、真ん中が幣殿、左奥奥が本殿。
本殿アップ。
本殿裏側。
神社を離れる前、
最後に天空の鳥居とお別れ(笑)
レンタカーの予約日を間違って
本当に良かったな~(笑)