鳥飼八幡宮(福岡市)表参道〜神門

 

説明

鳥飼八幡宮の特筆すべき点、

それは何事にも分かり易いこと。

境内社や御神木、御朱印など

多くのものにそれぞれ詳しい説明があり、

誰かに尋ねることなく、

それが「何」なのかが

すぐに理解できるので、

実に心地良く感じられ、

感動し、また癒されるのです。

鳥飼八幡宮の境内に佇むと、

素人に分かり易い神社を造られている

宮司さんの思いが、

心に響いてきます・・・。

表参道

裏参道から本殿前を通過し表参道へ。

社頭。

ここでの僕と妻の会話・・・

「昔来た感じとは別物やね!」

「綺麗に整備されているね!」

そう、

以前(十年以上前)とは、

全く雰囲気が違うのです。

やはり、宮司さんの思いが、

ここに具体化されているのでしょう。

境内に入ってすぐ右側では、

裏参道と同じく、

「手作りミスト」が出迎えてくれます。

この涼しげな雰囲気を見ただけで、

「あ〜ここに来て良かった〜」

こんな気持ちになれますよ!

そしてそのミストは、

こちらに向けられています。

慶長井戸と案内板。

いや〜案内板にミストをかけるとは、

これまた斬新!

涼しげな案内を(笑)

抜粋すると以下になります。

「表参道の整備をしているときに、

発見された古井戸です。

深さは十メートルほどの浅井戸です。

井筒(井戸の壁)は石組で、

一つ一つの石は丁寧にカーブをつけて

整えられています。

専門家によると、これほどの井戸は

藩主など藩の上層部からの

依頼ではないかとのことです。

東宮は江戸時代はじめの

慶長十三年(1608)に

現在地に遷座しました。

そのときに掘られたものでは

ないかと考えています。

今なお、

毎分十数リットルの水が沸いている、

活きている井戸です。」

確かに井戸の石組は、

相当に精巧に出来ていますね!

石垣の積み方に例えると

最上級の積み方、「切込接きりこみはぎ」です。

大濠(公園)の近くにあったという

鳥飼八幡宮の遷宮(移転)は、

藩主・黒田長政の命令だったと

聞いていますので、

長政の崇敬の念は言うまでもなく、

当時は神社仏閣も

城の守りの一つでしたから、

城郭(外郭)の一部としても

井戸という重要施設には、

力を入れたのかも知れません。

一の鳥居。

この社叢、ホント清々しい〜!

何やら大きな石が・・

お〜祀られていますね!

もちろんここにも

詳しい説明があります。

「勝軍岩」

「表参道は旧唐津街道沿いに開かれて、

現在は落ち着いた風情を示しています。

参道は神前に向け歩を進めるほどに、

清々しい気持ちになり、

お神さまと向き合うよう心を整える道です。

勝軍岩は、

そのような参拝者を見守るかのように

たたずんでいます。

またそのどっしりとした姿は、

地震などの災害から

福岡市を守る要石として鎮座しています。

名前の由来は、

明治時代になるまで当宮にあった

鎮護寺というお寺が授与していた

「勝軍地蔵の護符」にちなみました。

神仏習合、男根信仰など、

いにしえの信仰との繋がりを

感じていただけることでしょう。」

大きさの比較で妻登場。

勝軍岩の後ろには

幹が黒っぽい銀杏が見えています。

「息吹の大銀杏」

「この銀杏の木は、

福岡大空襲の時に

焼夷弾の直撃を受けて炎上し、

真っ黒こげになりました。

数年後、黒こげの枝から新芽が息吹き、

新しい命が宿ったように復活しました。

今も晩秋の参道を黄色に染めるほどの

葉を茂らせる銀杏に願うと、

いつまでも若々しく

美しくいられると信じられています。

ご縁むすびの紐を結び、

銀杏の葉を身につけると、

銀杏の生命力が入ってくるのを

感じられることでしょう。」

何だか、

片足鳥居で有名な、

長崎市、山王神社

原爆被害から復活した

クスノキを思い出します・・・

思いの詰まった結びの紐が、

厳かなしめ縄を華やかに演出し、

神様の魂もより活力に

満ちあふれている気がします。

よくぞ生き残ったものですね・・

そして次なる御神木へ。

夫婦の楠。

「古来、縁むすびのお神さまとして

信仰されてきた鳥飼八幡宮。

参道の楠は、育つうちに一本の根から

幹が二つに分かれ、

仲むつまじく寄り添いあっているように

見えることから、

いつからか「夫婦の楠」と

呼ばれるようになっていました。

縁をつむ義、

つむがれた縁をより強くすると信じられ、

この御神木には色とりどりの、

ご縁むす日の紐が結ばれています。」

神門

100mほどの参道で、

かなり時間を費やし(笑)

ようやく神門に到着。

神門の先の拝殿で、

親子が参拝している姿、

なんだか日本の原風景を見る感じがして、

いいですね〜・・・

素晴らしい神門狛犬(阿形)

吽形。

神額。

これは一体なんぞや?

拝殿側。

額に納められているのは、

槍でしょうか?

それとも上棟式に使うものかな?

ま、いつかは分かるかも(笑)

(続く)

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください