梅津天満宮(福岡県福津市)
梅津という名前
僕は、「うめず」と聞くと、
世代的に
「楳図かずお」が一番に
思い浮かびますが(笑)
ここの「うめず」は「梅津」で、
「梅の港」みたいな意味でしょうか。
神様と楳図かずおを同じ次元で
並べてもいいのかとも思いますが、
御祭神の菅原道真公も
漫画家の楳図かずおも
学問、芸術といった同じ文化人、
なので、良しとしましょう(笑)
梅津天満宮へ
福津市勝浦海岸近くに鎮座する
梅津天満宮は、集落の端、
海の近くに鎮座しています。
神社そばの梅津公民館。
この向かいに
お堂と梅津天満宮があります。
公民館向かいのお堂。
忠魂碑。
まずはお堂に参拝。
「梅光殿」
神社と同じ敷地にお堂(寺)が
あるということは、
昔は神仏習合だったのが、
神仏分離令で、
お寺の部分が廃却され、
その後、再建されたものかも知れません。
お堂と同じ敷地内、
お堂の裏側に梅津天満宮は
鎮座しています。
万延元年(1860年)
寄進の鳥居は、
痛みはしているものの
補修を受けながら今もなお、
しっかり立っています。
島木と貫の間にはめ込まれた
ちょっとお洒落な神額。
本殿。
参拝。
鈴に付いた縄がカラフルですね。
筆文字でかかれた由来文が
達筆かつ内容の濃い事。
菅原道真公の歌やそのいわれが、
現地で読む気力がなくなるほど(笑)
詳しく丁寧に書かれています。
社叢。
今日の注目
一つ目は、献燈。
鳥居と同じ時期の奉納でしょうか、
江戸時代の香が漂っています。
そして、もう一つが、
このえびす様。
どなたかがここに置いたのか、
それともご祭神として、
ずっといらっしゃるかは、
分かりませんがとにかく
気になる神様でした。