2020/05/29

若宮八幡神社(大分県日出町)

 

日本人と神社

今の日本では神社は

宗教法人の一つになっていて

基本的には他の宗教団体と

立位置的には同じ扱いになっています。

でも日本人の心の中は

同列扱いにはなっていない気がします。

多くの日本人は、

お正月の初詣(はつもうで)お宮参り、

七五三、神前結婚式など

自然と神社に関わっています。

また、バス、飛行機などの

公共の乗り物にも神社のお札があったり、

自衛隊や海上保安庁の船にも

神棚や艦内神社が祭られていたりします。

これから書きます2つの神社も

そんな「日本人の心」に存続の危機を救われ

現在も繁栄している神社です。

平天満社(ひらてんまんしゃ)

昨日書きました素敵な住職さんがいる

松屋寺(しょうおくじ)の

入口前にあるのが平天満社です。

鳥居をくぐるとすぐに公民館です!

神社の説明書きによると

昭和54年に老朽化した社殿を建て替え

自治会公民館にしたそうです。

近くの神社に合祀(ひとまとめにしてしまう)

するのではなく

地域の人たちの拠り所として

使う方法をとった神社です。

国でも企業でも夫婦関係でも

長く続くということは

変化を受入れる、

または変化出来ることが肝要ですよね。

公民館の裏にある本殿。

とても綺麗で手入れが行き届いていて

大切にされていました。

もちろん地域の方々の

崇敬があってのことだと思います。

昔この地方では養蚕

(かいこを飼って絹糸を作ること)が

盛んであったそうで、

この二つの祠は養蚕に関係するものと

説明に書いてありました。

ここも綺麗に掃除されていて、

清々しい参拝となりました。

若宮八幡神社へ

この神社も存続の危機がありました。

神社の案内やネットの情報によりますと

旧支配者の大友氏が滅んで、

その後日出の代官として

毛利兵橘(もうりひょうきつ)という

激しいキリシタンが入ると

若宮八幡神社はすべて打ち壊され、

ご神体は海に投げ込まれました。

しかし村人たちによりご神体は引き揚げられ、

密かに安全な場所を点々としていたそうです。

その後、日出に藩主として

木下延俊公が入国すると社殿を再建し

ご神体を迎えて、復興しました。

やはり「神社」というのは

宗教を超えて日本人の

心の拠り所になっているのでしょうね。

….と書いている僕は50歳近くまで

神も仏もキリストも信じない

完全な無神論者で

初詣も行かず、

子供のお宮参りもしていませんでした(笑)

その後、あることがきかっけで

神社の意味を知りましたが、

長くなるのでそれはまた後日。

さて、若宮八幡神社です。

ここが正面入口

狛犬(吽形)

狛犬(阿形)

楼門

ここでは、左右の大臣がおられる場所に

それぞれ注連縄(しめなわ)が

張られているという丁寧さです。

楼門向かって右側の左大臣

楼門向かって左が右大臣

案内によると1703年に

三代目藩主の木下俊長公が

建立寄進したものだそうです。

300年以上も経っているし、

国の重要文化財に

指定されてもおかしくないくらいに

素晴らしい楼門でした。

楼門の先には拝殿が見えます。

楼門をくぐって振り返るとそこは海です!

電柱と電線を何とかして欲しいけれど(笑)

そして、

今度は神社横からの参道に行ってみました。

この神社で特筆すべき点は、

境内の鳥居や、燈籠などその多くが

歴代藩主からの「寄贈」というものなのです。

どんだけ崇敬篤いんだ〜って感じですね。

この鳥居は三代目藩主、

木下俊長公からの寄贈です。

そしてこの鳥居は初代藩主、

木下延俊公の寄進。

この参道からだと

楼門の横姿がしっかりと見えますね。

現在使われている手水舎の向い側に

自然石を彫った大きなお手水がありました。

昔はこれで、手水をしていたのでしょう。

拝殿にて参拝

拝殿の扁額は「19代当主」の書です。

江戸時代が16代までだったので、

明治維新後も木下家は「当主」として

神社からも尊敬されているのでしょうか?

なんかとても良い関係ですね!

左が拝殿、右奥の朱塗りの建物が本殿

本殿を守るように建っている燈籠

右手前が初代藩主、

木下延俊公の寄進、

奥が三代目藩主、木下俊長公の寄進。

何も寄進は出来ない僕たちは

いつものツーショット。

やはり訪問してみると

歴史的な出来事がまるで

目の前で起きているような

気持ちになれますね。

破壊され、復興し、

歴代藩主が鳥居や燈籠を寄進し

そして今もなお藩主(当主)と

神社や住民の方とが

固い絆で結ばれていることを強く感じました。

ここからは境内社のご紹介です。

本殿敷地内の境内社。

右から、愛宕神社、天満社、高良社。

下の写真は横参道の手水舎の

少し手前にある神明神社。

ガラス張りの拝殿。

天照大神(アマテラスオオミカミ)を

祭っています。

若宮八幡神社の境内とは

道を挟んだ海側には金比羅社があります。

海上交通安全など

海の守護神だけあって、

海側なんですね。

ここで参拝完了。

今日の癒し

拝殿前に置いてあった

神社のパンフレットの重しに癒されました!

日出町特産、城下カレイ!!

 

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