2017/12/31

善照寺(ぜんしょうじ)(福岡県嘉麻市)

 

自分の魅力には気づかない

野口英世2枚の旅(笑)も佳境に入り

二千円は既にプライスレスな

価値を生み出してくれています。

今回の旅で思ったのは、

僕たち訪問する側には

地域の方々の地元愛というか

地元の歴史や文化を

大切にするという気持ちが

大いに伝わってくるという事です。

それは遺構の案内板や

公園の手入れが行き届いているとか

色んなところで体験します。

グルメで一発当てて観光客を呼ぶとか、

目立つ建築物を作って客寄せするとか、

そのようなことではなく

地元に根付いたものの価値に気付き

大切にし、それを育てて行く思いの

ごくごく一般の人たちがいることが

大切なんだと思いました。

人は自分の悪いところには良く知っていても

自分の魅力には気づかないことが

多いですよね。

それと同じで、

自分の住んでいる場所の魅力には

なかなか気づかないものです。

嘉麻市の皆様がこの益富城と

周辺遺構の魅力をもっと発信し

その発信をキャッチした人が訪れ、

その訪問者たちが今度は僕みたいに

嘉麻市の魅力を発信して行くという

循環が出来ればいいな〜なんて

嘉麻市民でもないし

地域にお金を落とす力も無い(汗)僕が

勝手に考えてしまうほど

嘉麻市愛が目覚めてしまった

今回の旅でした(笑)

善照寺へ

先ほどの麟翁寺から車で5分ほどで

善照寺に到着。

ここには益富城の

大手門が移設されています。

到着するといきなり「益富城大手門」の

看板が目に飛び込んで来ます。

「益富城大手門」を

全面にフューチャーしている善照寺は

素晴らしいですね。

初めて来た人に分かりやすく案内するのが

最高のおもてなしですから!

これだけで僕のテンションは

上がりまくり、血圧も上がりまくり(笑)

お〜大手門だ!

小振りながらも時代を感じさせてくれる

素晴らしいものです。

建築された年代など詳しいことは

分かりませんが、

1668年、今から350年ほど前に

益富城跡から

このお寺に移設されたそうなので、

それ以前のものなのでしょうね。

横から見た写真

裏側から撮影

右は善照寺の納骨堂で、

その斜め前に大手門はあります。

大手門を堪能したあとは、

敷地内の善照寺本堂にお参りします。

こちらが善照寺の入口です。

綺麗に剪定された参道両脇の木が

気持ち良いですね!

門も高級感あふれた造りだし、

扁額もいい感じです。

本堂も立派だな〜と思いながら参拝。

そして、中はもっと立派でした〜!

本堂向かって左には

このような鐘楼があります。

これもまた立派だな〜と感心(笑)

おもてなし抜群の善照寺でした!

と書いて、ここで一つ忘れ物を発見。

あまりの感動に?

僕たちのツーショット撮るのを

忘れてました(笑)

今日の癒し

「益富城大手門」の文字。

書道のことは知りませんが、

この字体に癒されました。

特に「富」の田の部分が○の中に×とは

まるでおへその様ですね(笑)

 

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